道楽ねずみ

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ヴァチカン美術館その6(ラファエロの間)

2015年09月28日 | 美術道楽

ソビエスキの間を通り、「教皇宮殿」と呼ばれるエリアに入ります。

そこの中のラファエロの間に入ります。

ラファエロの間といいましたが、具体的にいえば、コンスタンティヌスの間、署名の間、ヘリオドロスの間、ボルゴの火災の間の4つの総称です。

 

コンスタンティヌスの間

 コンスタンティヌス帝がキリスト教に改宗するまでの物語は、いわゆる聖十字架伝説の一部のエピソードとかぶります。

昔アレッツォで見たピエロ・デッラ・フランチェスカの《聖十字架伝説》を思い出しながら見ました。

 

《十字架の出現》

コンスタンティヌス帝がマクセンティウスと戦うためにう進軍しているときに、上空に十字架が現れたというエピソードです。

 

《ミルウィウス橋の戦い》

 

《コンスタンティヌスの洗礼》

 

天井画

 

 

ヘリオドロスの間

《ヘリオドロスの神殿からの追放》

 

《ボルセーナのミサ》

 

《大教皇レオとアッティラの会談》

 

天井画

 

 

 

有名な「署名の間」に移ります。

《聖体の論議》

 

《アテネの学堂》

レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロなど当時の人物の顔が描かれています。

 

 

 《枢要徳》

 

 

 

最後はボルゴの火災の間です。

 

《レオ3世のカール大帝への戴冠》

 

《ボルゴの火災》

 

 

《オスティアの戦い》

 

 

 上部の天井画の丸い絵は、ペルジーノ《正義と慈悲に囲まれたキリスト》です。

 


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