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スカパー!のミステリーチャンネルで,REXという名の警察犬がウィーンを舞台に活躍する刑事ドラマを放映しています。日曜日夜8時からで大河ドラマの時間と重なりますが,再放送も複数あります。
警察犬(シェパード)のREXとその飼い主であるモーザー警部が難件を解決しておく内容で,毎回REXが重要な証拠を探し出します。脇役として,映画「ヒトラーの贋札」のマルコヴィクスも出ています。また,毎回ウィーンの街並みも映し出されるのでそれも楽しみです。
それにしても興味深いのはサスペンスなのに,伏線というものがあまりないことです。犯人が誰かということに関わる話は,45分のドラマのうち最後の15分間でしか出てこず,それ以前の最初の30分間の話は,物語の結末とあまり関係がないようです。最初に見た,いかにも犯人らしく見えたあの登場人物の話はいったいどうなったのかのだろうかとつっこみを入れたくなります。
そういえばドイツで論文を読んでいた際にも,このような経験があったような気がします。文献の中で外国の制度についてまで言及していたりするものの,それは最終的に結論を導くのに全く考慮されていなかったりしまして,それでは外国の制度について言及したことに何の意味があったのか,極論すれば蛇足なのかと思った記憶もあります。
このような思考回路も一種の文化なのでしょうか。
写真はウィーンのアルベレルティーナ広場の写真です(この近くも舞台になったことがあるような気がします。)。
次回(日曜日以降放送)は最終回です。
警察犬(シェパード)のREXとその飼い主であるモーザー警部が難件を解決しておく内容で,毎回REXが重要な証拠を探し出します。脇役として,映画「ヒトラーの贋札」のマルコヴィクスも出ています。また,毎回ウィーンの街並みも映し出されるのでそれも楽しみです。
それにしても興味深いのはサスペンスなのに,伏線というものがあまりないことです。犯人が誰かということに関わる話は,45分のドラマのうち最後の15分間でしか出てこず,それ以前の最初の30分間の話は,物語の結末とあまり関係がないようです。最初に見た,いかにも犯人らしく見えたあの登場人物の話はいったいどうなったのかのだろうかとつっこみを入れたくなります。
そういえばドイツで論文を読んでいた際にも,このような経験があったような気がします。文献の中で外国の制度についてまで言及していたりするものの,それは最終的に結論を導くのに全く考慮されていなかったりしまして,それでは外国の制度について言及したことに何の意味があったのか,極論すれば蛇足なのかと思った記憶もあります。
このような思考回路も一種の文化なのでしょうか。
写真はウィーンのアルベレルティーナ広場の写真です(この近くも舞台になったことがあるような気がします。)。
次回(日曜日以降放送)は最終回です。
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