ローマ3日目は、朝一番に予約していたボルゲーゼ美術館です。
こちらは予約必至ということですので、日本からインターネットで9:00から11:00の枠で予約しました。
テルミニ駅からバスで行きました。テルミニ駅のバス停はわかりづらく、また、石畳の上の走行で、ずいぶんと激しく揺れました。
普通はボルゲーゼ公園の森の中を通っていくのでしょうが、バスで行ったため、美術館の入口までさっとたどり着きました。
冒頭の写真の半地下の扉が入口です。
こちらは時間前から予約をしていた客が待っており、時間通りの8:30から予約券と入場券を交換することができました。
さすが人気の美術館です。
ボルゲーゼ公園側から見た美術館
コレクションがすごいです。言葉を失ったまま、見ました。
写真で紹介します。道楽ねずみの無駄話は不要と思います。
天井画からして素晴らしいです。
ベルニーニ《プロセルピナの略奪》
ベルニーニ《アポロとダフネ》
今まさに足のつま先から植物に変化しようとしている姿がとても写実的に表現されています。
ベルニーニ《ダヴィデ》
ゴリアテに向けて投石しようと満身の力を込めたダヴィデです。
カノーヴァ《パオリーナ・ボルゲーゼの肖像》
カラヴァッジョ《病める少年バッコス》
カラヴァッジョ《蛇の聖母》
カラヴァjッジョ《果物籠と青年》
果物と一緒にこの青年が自らの体を提供するという絵なのだそうです。
カラヴァッジョ《ゴリアテの頭を持つダヴィデ》
カラバッジョ《執筆する聖ヒエロニムス》
ラファエロ《ラ・フォルナリーナ》:模写でしょうか。本物のラ・フォルナリーナはこの後、バルベリーニ宮で見ることになりますが。
サンドロ・ボッティチェリとその弟子たち 《聖母子と洗礼者ヨハネと天使》
ボルゲーゼ美術館展で日本に来たはずです。
ラファエロ《洗礼者ヨハネ》の模写
ラファエロ《キリスト降架》
ラファエロ《一角獣を抱く貴婦人》
絵のガラスに光が反射して、この絵はどうしてもうまく撮影することができませんでした。
これもボルゲーゼ美術館展で東京で見ました。
ラファエロ《男の肖像画》
レオナルド・ダ・ヴィンチ《レダ》の模写
ドメニキーノ《ダイアナの狩り》
ティッツィアーノ《聖愛と母愛》
ジョバンニ・バッティスタ・デッラ・ポルタ《少年と犬を連れた若い黒人の女性》=すみません。調べてもわからなかった作品で、わからないなりにイタリア語を訳しましたので、誤りがあるかもしれません。
作者は錬金術師で有名な人のようです。
写真ですと、白いワンちゃんがあまりよく写っていないようで残念です。
コレッジオの《ダナエ》は他の美術館に貸し出し中でした。
最後に、この絵と再会することができました。
グエルチーノ《放蕩息子の帰還》
国立西洋美術館のグエルチーノ展で見た絵です。意外なことに、ボルゲーゼにおいてはそれほど貴重な作品ではないのか、部屋の扉の上の目立たない位置にありました。
わずか1か月程度でワンちゃんにまた会えてとてもうれしく思いました。ワンコが絵に出てくる放蕩息子ではなく、自分を出迎えてくれているような気持になります。
入場券
入場券のもととなった予約券(インターネットで予約しました)。
パンフレット:日本語がないので、ドイツ語版です。
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