セヴェルスの凱旋門を通り、階段を上がりカンピドーリオ広場に出ました。
カピトリーニ美術館に入る前に美術館の中のカフェに外側から入る予定でした。
ところが、間違った階段をさらに上がり、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会に行ってしまいました。
あくまでもキリスト教の創話にすぎないのですが、アウグストゥス帝はここで幼子を抱く聖母の姿を見て、キリスト到来といつの日かここに「神の子の祭壇アラチェリ)」が立つであろうというお告げを聞いたことになっています。
せっかく階段を上がってきたのですから、そのまま帰るのももったいないので、内部を見学しました。
冒頭の写真のように、内部の柱の上部にはアーチがあり、天井も床もきれいです。
その中の「プファリーニ礼拝堂」にはピントリッキオのフレスコ画《聖ベルナルドの生涯》があります。
ほかに《聖幼な子》の像も奇跡をおこなう力があるとして、有名です。