Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

ペニー・レイン

2009年09月22日 | イギリス旅行2009
6日目。
せっかくリバプールに来たのだからビートルズゆかりの地を
あちこち訪ねたい。
しかし、12時発の湖水地方行きの電車の切符が買ってある。
午前中だけで何処まで廻れるか?
しかも、歩いては行けないし、トランクもあるし、電車もバスもないところばかり…
困り果ててホテルのコンシェルジェに相談。
年配の英国紳士を絵に描いたようなコンシェルジェと話し合った結果、
8時半にタクシーを廻し、ペニーレイン、ストロベリーフィールズ、ジョンとポールが出逢った教会、
その辺りを廻ってビートルズ・ストーリー(博物館)で降ろす、
11時にそこでピックアップしてリバプール駅まで送る、〆て£35でどうか?と。

やったあ!
3人で割れば£35は安いもの。
コンシェルジェが綺麗な英語を話してくれてよかった…

早速迎えに来たタクシー運転手ゲイルは、赤ら顔、腕に刺青の陽気な土地っ子。
車を飛ばしながら色々解説してくれるのですが
残念ながら酷い訛りで…
ペニー・レインというのは、そういう名の小さな通りで、
歌に出てくる床屋や街角の銀行は今も健在です。
ジョンが幼い頃よく遊んだという孤児院ストロベリーフィールズは
今は、その赤い門(写真)が残っているだけ。
中は草が茫々に生い茂っています。
しかし未だに、世界中からそこを訪れるフアンが絶えないのだとか。
ビートルズというと、リバプールの貧しい下町出身の若者達という
イメージを私はずっと持っていたのですが
実際廻ってみると、それほど汚くもない、小さなレンガ造りの家が並んだ
静かで綺麗な住宅街でした。
ジョンが育ったというお姉さんミミの家も、こじんまりした二階屋でした。

ビートルズ・ストーリーというのは、近年出来たビートルズの博物館で
これがよくできていて、彼らの生い立ちから出会い、デビューから活躍ぶりが
様々な資料と共に再現されている(しかも日本語の音声ガイドつき!)。
実物大の人形や、彼らが実際に使ったギターやピアノが所狭しと展示してあって
フアンだったら、一日いても飽きないようなところです。

11時にゲイルが再び迎えに来てくれ、
リバプール駅で荷物と共に降ろしてもらい、湖水地方行きの列車に乗り込んだのでした。
それから15分後に列車が止まってしまうとは思わずに…

ビートルズ・ストーリー
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