Zooey's Diary

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今のところ

2023年09月05日 | 社会

ブロ友さんが、お住いの多摩市に立派な図書館がリニューアルオープンしたという記事を書かれていました。
流線型の本棚、機能的な自習室、お洒落なカフェまでついて、まあ素晴らしいこと!
それを見て、帰省した際に寄った、岐阜の新しい図書館のことを思い出しました。
戸籍謄本などを取りに行った市役所の隣にできていたのです。



伊藤豊雄設計のガラス張りのお洒落な建物で、中に入るとこんなに広々、檜の波打つ天井があります。
子どもが遊ぶスペースがたっぷりあり、何故かこんな大きなぬいぐるみや船も。
大人が寝転べるような空間があり、オープンテラスがあちこちにあり、スタバもあり。
「Library of the Year2022大賞」を受賞したこの図書館、「屋根の付いた公園」がコンセプトなのだそうです。
いいなあああ!
コロナ禍以降、2週間毎に私が通っている図書館の、なんと古臭く工夫がないことか。



アメリカの図書館を舞台にした、「パブリック・図書館の奇跡」という映画を思い出しました。
シンシナティの大寒波の夜、暖を求めて公共図書館に立てこもったホームレスたちと図書館員との攻防を描いた、社会派ドラマ。
臭うからという理由で退去させられたホームレスが図書館を訴え、75万ドルで和解したという実話が出て来て、民主主義と人権を盾に取って勝手なことを言うなと言いたくもなります。
アメリカらしいと言えば、あまりにアメリカらしい。



しかし、こんな綺麗な新しい図書館の寝転ぶスペースをホームレスに占領されたら、やっぱり嫌だよねえ。
今のところ日本のホームレスはアメリカのように図々しくないようで、ありがたい限りです。

コメント (10)
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