Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

グラニテ、燕子花図屏風

2018年04月27日 | お出かけ

神宮外苑の銀杏並木は、秋の終わりの黄色のトンネルで有名ですが
新緑のそれもみずみずしくて素敵です。
その下の「キハチ」のオープンテラスでランチを。
今回、なんといってもデザートが美味しかった。
グレープフルーツのマチェドニアに白ワインのジュレ、ヨーグルトアイスを入れ、
口の中を刺す冷たく甘いものは、カンパリのグラニテだそうです。
あまずっぱくてちょっと冷たくて、この季節にピッタリ。


外苑横の公園にある「ナンジャモンジャの木」。
別名ヒトツバタゴといい、結構珍しい木であるらしいのに
この春は、愛宕、岐阜駅の前、そして外苑で見かけたのでした。
開花時期が短いこの花を、これだけ何カ所でも見たのは初めてです。


青山通りをブラブラ歩いて、根津美術館へ。
あまり計画的でなく歩いたので、ここに着いたのは閉館時刻の20分前でした。
どうしよう?と一瞬迷いましたが、今は正にカキツバタの季節。
これは見ない訳にはいかない、と滑り込み入館。


竹の回廊をくぐって、近年、隈研吾氏によって新装なった建物へ。
国宝である光琳の「燕子花図屏風」(カキツバタズビョウブ)。
この時期にしか見られないというこちら、やはり実物を観た甲斐がありました。


そして慌ただしく庭へ。
青山のこの地に17000㎡あるという、起伏のある回遊式の庭園。
うっそうとした緑の中のあちこちに、仏像が佇んでいます。
池の中に、本物のカキツバタが静かに咲いていました。


初夏を思わせる夕暮れの、爽やかな新緑。
薄緑のモミジの葉っぱの先の、ごく小さな薄紅色の花。
庭の奥に聳え立つタイサンボクの巨木の、熟れた花の微かな匂い。
こうして過ごすちょっと贅沢なひとときが、ささくれ立った自分の心を
少しずつ癒してくれることを願って。

根津美術館 http://www.nezu-muse.or.jp/

#welovegoo
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする