
中学の英語の教科書に出てくるキャラクターたちの十年後を描いた本
「Dark Horizon」が出たのだそうです。
もしも彼らが十年後に転落人生を送っていたら、という設定で
たとえばカナダから来た英語教師のグリーン先生は、その後ホステス、うつ病、自殺未遂から
精神病院への入院を経て、現在は教え子を自分のホステスクラブで働かせているのだそうです。
「Spare some change?(お金くれません?)」「Fuck my life(人生くそくらえ)」
といった、参考にしたくない英語フレーズが満載で、しかもCD付きなんですと。
「DARK HORIZON」 http://tinyurl.com/prmloc3
いやはや。
そもそもこの教科書を使った覚えが、私はないのです。
私が中学の時に使った教科書は「Jack and Betty」でした。
そしてそのパロディの清水義範著「永遠のジャック&ベティ」は読んだことがあります。

もう随分昔に読んで、しかも今手元にないのでうろ覚えなのですが
やはり中学の英語教科書に出ていたジャックとベティが五十歳で再会したら
どんな会話を繰り広げるかというもの。
それがまあ、中学の教科書そのままの実に不自然な会話で…
「これはペンですか?」
「いいえ、ジャックです」
例えば、そんな感じ。
あるいは「私は、5年前に離婚したところの女です」
といったぎこちない文。
中学生の私でさえ、こんな会話絶対しないと思ったような不自然な文章が
大人になった彼らの口から次々と…
笑えました。
もっとご紹介したいのですが、覚えていないのが残念。
息子たちの中学の英語の教科書を見て
随分自然な会話になったものだと、ホッとしたものです。
「永遠のジャック&ベティ」 http://tinyurl.com/kkubp9j