Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

ウオッシュレットの顛末

2012年03月27日 | 家庭


新築分譲だった今のマンションに引っ越しして来て
14年ほどになります。
電化製品や設備品などが少しずつガタが来て買い直している今日この頃、
遂にウオッシュレットが壊れてしまいました。

さあ困った。
ウオッシュレットって何処で買うの?
リフォーム会社に頼まなくちゃいけないの?
と考えていて、そうだ、同じマンションのママ友のH家でも
以前ウオッシュレットを買い換えたと言ってたんだと思い出しました。
早速聞いてみると、家電量販店で買ってきて自分たちで取り付けたとのこと。

そんな簡単にできるものなの?と訊くと
ウオッシュレットを買うと、取り付け方も説明書に書いてあるのだと。
あれは自分でできるものなのだと、彼女は言うのです。
そんなの業者に頼めよと渋る夫を振り切り、
早速ヤ○ダ電機に走り、手頃な物を購入してきたのでした。

ところが…
まず、水洗タンクの横にある給水管のネジを緩めることができない。
十年以上触ったこともないそこは硬く錆びついていて
スパナを使おうがドライバーを使おうがウンともスンとも動かない。
モンキーレンチというのが要るらしいと夫が言い、
車でホームセンターに買いに行く羽目に。
それを使ってなんとか給水管が外せたものの、その後も悪戦苦闘が続き、
ようやく新しいウオッシュレットを取りつけてやれやれと思ったら
水道栓を捻った途端、水道管のジョイント部分から水が噴き出す始末。
慌ててバスタオルを5枚も6枚も持ってきてもまだ足りない。

夫が怒ること怒ること。
だからこんなのやりたくなかったんだ、最初からプロに頼めば良かったのにと。
あまりにも怒るので、私も後悔のかたまり。
(できるものなら私がやりたいが、何をどうしていいかも分からない)
考えてみれば夫という人間は、勉強さえすればよいという環境で育てられて
家事らしいものをしたことがない。
日曜大工なんてもっての他、だからIKEAには近寄ろうともしない。
夫の父という人は更に酷くて、何人もの女中に囲まれるという贅沢な幼少期を
過ごしたせいもあって(義母から聞いた話、家はその後没落するのですが…)
縦のものも横に動かそうともしないと義母はよく怒っていたっけ。
そんな父親を見ながら育った夫にウオッシュレットの取りつけを頼むなんて
鼻から無理な話でした。

3時頃から始めて夕方までに終わるかと思っていた作業がようやく終わったのは
夜の9時過ぎ。
途中でもう業者に頼むしかないと何度も思ったので
(しかしすぐには来てくれないだろうし、当分トイレも使えないの?と焦った)
とにかくなんとかできただけでもありがたいのですが。
夫は疲労困憊、私も怒られ疲れ、なんとも苦い雰囲気の中で
新しいウオッシュレットは備え付けられたのでした。
H家で簡単にできたからといって、我家でもそうできるなんて何故思ったのだろう?
初めから業者に頼んでいれば、いつものように一緒にスポーツクラブに行ったりして
穏やかで平和な週末を過ごすことができたのに。
結婚して四半世紀たってもまだ、こんな体たらくです…


コメント (16)
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