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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

レースのマーメイドライン

2023年04月30日 | グルメ

昨日は姪の結婚式でした。
青山のル・アンジェ教会で挙式、その隣のラ・ロシェルで披露宴。
長いベール、レースのマーメイドラインのドレスを着た新婦の初々しいこと。
お式の最初の頃こそ皆さんマスクをしていたようですが、披露宴会場にはもうアクリル板もなくなり、幸せに輝く若い二人を囲んで、楽しく美味しく宴は進みました。



宴の途中でオーナーシェフの坂井宏行氏が現れ、挨拶をなさいました。
御年81歳というのに、現役でとてもお元気そうでびっくり!
90年代の料理対決番組「料理の鉄人」時代、テレビでお顔を拝見していたし、その頃にこちらに食べに来たこともあります。
その美味しさに感動して、「ボクは料理長、ときどき鉄人」という著書も読んだのでした。


詳細は綺麗に忘れましたが、貧しい家に生まれて、最初に住み込みで勤めた先は仕出しの弁当屋であったと。以来、あちこちのレストランで働くが、本格フレンチで働いたことはなく、フランスで修業したこともない。和風の出汁や材料を使うため、本物のフランス料理ではないと非難されたこともあったと。
昨日も目に鮮やかな料理の中に、ゴボウやレンコン、キクラゲなどの食材が使われていました。
そして言うまでもなく、美味しい。



私はごく若い頃に作った、薄ピンクの源氏物語の絵柄の訪問着を着ました。
還暦を過ぎてこれを着るとは思いませんでしたが、ろくに着ていないので可哀想で…



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可愛いフレジェ

2023年04月21日 | グルメ

昨日の読売新聞によると、今年3月の訪日外国人数は、前年同月の27倍超の181万人だったのだそうです。コロナ禍前の19年3月の65.8%の水準まで回復したのだと。
韓国の46万6800人が最も多く、台湾27万8900人、米国20万3000人、香港14万4900人、タイ10万8000人。
コロナ禍前に全体の3割程度を占めた中国は、89%減の7万5700人なのですと。
中国からが何故まだ少ないのかという解説はありませんでしたが、そのせいかまだ静かでありがたい。

  

確かに銀座を歩いても、外国人観光客だらけ。
シャネルビルの前に外国人の行列ができていたので、何事?とドアマンにお聞きしたら、スタッフの手が空き次第、次のお客様を入れているとのこと。
特にイベントがある訳ではないらしい。
そりゃこの円安では、日本で買えば安いよねえ。

 

写真は二子玉川の高島屋ローズガーデン。
藤、薔薇がもう咲いていてビックリ。
ランチは高島屋SCのトライアングルカフェで。
明太子のパスタ、サーモンとアボガドサンドを友人とシェア。



トライアングルカフェの可愛いデザートは、フレジェ。
苺パフェのようなものかと思ったら、フレジェとはショートケーキのフランス版といわれるスイーツなのだそうです。
日本の苺ショートケーキがふんわり軽めの生クリームを使うのに対し、フレジェはカスタードクリームやバタークリームなどの濃厚なクリームを使うのだと。
こちらのフレジェには鮮やかなエディブルフラワー、マカロン、ピスタチオのソルベなども入ってなんとも贅沢でしたが、小さな単品で2千円は少々高いかも。


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春の新作、旧作

2023年04月10日 | グルメ

デパ地下などで週替わりの新作スィーツが出ていると、つい買ってしまいます。
最近食べた中で面白かったものは…
柿の木坂Quatreの季節限定「桜苺ミルフィーユ」。
桜型のパイで苺を丸ごとサンドしてあり、パイとクリームはフランボワーズ風味。
見た目のインパクトは凄いのですが、少々食べにくい。



三軒茶屋TheSUNLIVESHEREの「CHILK(チルク)苺味」。
とろける食感の3層の瓶詰めチーズケーキだそうです。
瓶に入ったチーズケーキって何?と思いましたが、これは美味しい。
食べ終えた後、鼻を突っ込んで夢中で舐めるタロウに代わりたくなったくらい。



そして我家の旧作、老犬タロウ。
めっきり歩調が遅くなり、トボトボ歩くようになりました。
あと何回、こうして一緒に桜を観られるかな…

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三十数年ぶりの「パッション」

2023年03月30日 | グルメ

代官山の旧山手通り沿い、お洒落なヒルサイドテラスの一角にレストラン・パッションはあります。
私がここに来たのは実に三十数年ぶり。
若かった私が何を食べたのかなんてまったく覚えていませんが、正式なフレンチレストランに緊張したこと、赤い豪華な絨毯、奥に大きな暖炉があったことをぼんやりと覚えていました。



お店のHPによると、アンドレ・パッション氏は1970年に大阪万博で来日、名店「イル・ド・フランス」のシェフを経て、1984年に代官山のこちらを開店されたのだと。
単身で来日した彼はこちらで結婚、今や孫5人を含む11人の大家族で、息子さん二人も店を手伝っているのだそうです。
確かに、体格は違うけれどちょっと似た感じの黒髪の男性が二人、店内でてきぱきと接客を。



こちらのスペシャリテ「カスレ」は、白インゲン豆をソーセージや鴨肉と共に、カッセロールと呼ばれる土鍋に入れてじっくりと煮込んだラングドック地方の郷土料理。
白インゲン豆がたっぷり、そしてどうにも脂っぽくてコクがあると思ったら、豚足や豚の皮も入れてあるのですって。
真ん中がその写真、これで二人分(注文できるのは二人分から)。
深い味わいの、とーってもボリュームがある料理です。



他にアミューズ、レンズ豆のポタージュスープ、イサキのカルパッチョなど。
デザートは、ワゴンから好きなものを3品。
「ダークチェリーの焼きカスタード」が美味しい!と思ったら、これもこちらの定番なのですって。



銀鼠色に淡い花の絞りが入った着物で、誕生日ランチ。
パッション氏に褒められました。
女性へのお世辞は、フランス人男性のエチケットでありましょう。

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So Blue!!

2023年03月23日 | グルメ
会場に一歩入ると、鮮やかな青の世界に息を呑みました。
成瀬優氏の「Silkgallery next展 染めのゆくえ」@産業貿易センター。
「このブルーの染料がなかなかの“じゃじゃ馬”でして。暴れるので非常に手ごわい。40年以上向き合っていますが、毎回コントロールに四苦八苦しています。逃げ出したくなるけれどやっぱり離れられない。悪女のような存在ですよ」とは、パンフレットにある成瀬氏の言葉。



古流かたばみ会家元大塚理司氏の、サンゴミズキのオブジェが展示してありました。
その前で、青の着物の舞妓さんによる舞踊の披露も。



近くのツキ・シュール・ラメールで友人とランチ。
東京湾が一望できる大きな窓から見えるのは、灰色の霧にかすんだ雨の海。
お天気がよかったら、どんなにか素晴らしい眺望だったでしょうに。
そもそも雨じゃなかったら、春の着物を着て行くつもりだったのに。
こればっかりは仕方ないですね。


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日本、アメリカ、メキシコの

2023年02月06日 | グルメ

次男を誘って、久しぶりに鉄板焼きを食べて来ました。
息子はイタリアンやフレンチでは駄目ですが、ステーキや焼き肉ならごくたまに釣れます。
六本木のステーキハウス「ハマ」は私の若い頃からあるのですが、HPで確認してみたら、昭和39年開業なのですって。
極上の和牛を目の前で焼いて貰って食べるのは、やっぱり美味しい。
野菜に続き、次男はロース、私はフィレのステーキをミディアム・レアで。
茶色いご飯は、ガーリックライスです。



SNSの友人が、以前米国で「Teppanyaki」を食べに行ったら、お客の前でナイフを空中に投げ上げるパフォーマンスをされて、びっくりしたと言っていました。
それを聞いて私も、コロナの直前に行ったメキシコで、とんでもないTeppanyaki店に行ったことを思い出しました。
カンクンのリゾートホテルの中のTeppanyaki店、中華風と和風がミックスしたような少々怪しい、しかし豪華なインテリアの店内で、半円形の鉄板を囲むように座ります。
若い元気なメキシコ人のコックさん、「アチョー!」という派手なかけ声と共に包丁をクルクル回したり、パフォーマンスしまくり。



野菜や肉を鉄板の上に乗せて、大きな音を立てて豪快にめった切り、炒めまくり。
更にはタマネギを三段に積み重ね、オイルを垂らし火をつけ「volcanooooo!!」と。
牛も豚も鶏も角切りにしてゴチャ混ぜに炒めまくって固いし、塩胡椒を大量にかけて何を食べているんだかよく分からない。
これが和食だなんて思われたくない!という、ちょっと残念な鉄板焼きだったのでした。



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半分回復お祝いランチ

2023年01月20日 | グルメ

田園都市線沿線在住の私は都心に出る時、渋谷を通過することが多いのですが、地下鉄利用なのでJR渋谷駅のホームに出ることはあまりないのです。
今年になって再開発された山手線のホームに、初めて降り立ちました。
広い!
山手線の上下線が同じホーム化され、こんなに広くなっている。




しかし渋谷という街には、ヘンな奴がこんなにいっぱいいます(見出し画像)。
退屈することがないとも言えますが…


コロナ感染による私の味覚嗅覚障害は、ここに来て半分ほど回復したような気がします。
塩味も、濃い味、スパイスが効いたような味であれば、少し分かるようになってきました。
微妙な旨味の味わいはまだまだですが…
それでも、全然分からないよりはどんなにいいか。



六本木ヒルズけやき坂のラ・ブリアンツァで、半分回復お祝いランチ。
上から2番目がこちらのスペシャリテのトリュフのグラタン。
トリュフの匂いと味が以前ほどではないにしろ、少し分かったのに感動しました。
写真にはありませんが、こちらのコーヒーは濃いエスプレッソであるせいか、その味も分かって大喜び。

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エリュシオン・ハウス

2022年11月01日 | グルメ

青山エリュシオン・ハウスはカナダ大使館の近くにあります。
高い天井から光が降り注ぐ丸いバンケットルームは、色々なドラマのロケ地となっているようです。
コロナ以降初めての、学生時代の友人たちとのランチ。

デザートワゴンは好きなだけ選べたのに、たった3品しか食べられず残念。
久しぶりのお互いの近況など、午後いっぱい喋りまくりました。
親が亡くなったり施設に入ったり段々弱ってきたりしている、我々の歳頃。
そして結婚した子供たち、あるいはその気配もない子供たちのこと。
そして我々自身の、少しづつガタが来始めている身体のこと。
最近打ち込んでいること、楽しかったこと、話題は尽きることなく。



そういえば3.11の後、青山の一軒家レストランで食べたよねという話になりましたが、その名を誰も思い出せない。
後で検索してみたら「マノワール・ディノ」でしたが、しかし去年閉店したらしい。
そのすぐ近くにあった趣きのある一軒家レストラン、「ロアラ・ブッシュ」がたまたま最近のドラマに出て来たのでついでに確認してみたら、やはり閉店している。
ここには2012年に訪れ、エルテの絵が沢山飾られたアールデコ調の洋館が素敵だったのに(その時の日記)。
今は違う名前のレストランとなって営業しているようです。



コロナの3年間、飲食店は大変だったのだなあとつくづく思います。
飲食店だけの話ではないのでしょうが。
とりあえずみんな元気で何より。
その後、近くの草月会館の上のカフェでお喋りの続きを。
広々とした空間の中に、素敵な展示がありました。

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夏の痩せ我慢

2022年07月14日 | グルメ

絽というのは、紗と並ぶ夏の着物の生地です。
お坊さんの法衣などに使われる、あの透けたような薄い生地です。
あれをキリリと着ると、見た目は非常に涼し気ですが、実はとーっても暑い。
その下に和装下着、長襦袢(どちらも全身の長さ)を着て、帯をグルグルと巻き、紐を何本も締めているのですから。
普段ならこの時期は素足なのに、足袋も履かなければならない。
つくづく着物は痩せ我慢の美学だと思います。


が、せっかく着付けを習ったのだからと、夏の着物ランチ会を。
水色の絽の着物にベージュの絽の帯を締めました。
うかい亭カフェ「春待坂」の小町御膳。
真ん中の写真はジュンサイと冷たい昆布出汁の「二ツ井豆腐」、ツルリと美味しく頂きました。
ジュンサイってぬるぬるして、子供の頃は何だかよくわからなくて嫌いでしたが、大人になると美味しいものですね。



このところ連日雨の中、どうなることかと思いましたが、今日は午前中、曇り。
ランチの間、ザーザーと降っていましたが、食べ終わった頃には上がっていました。
東南アジアのような湿度の中、うかい亭の庭の緑に水が滴って輝いていました。



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アクアパッツァ青山店

2022年06月27日 | グルメ
(パサージュ青山、この奥にお店があります)

何年ぶりかの友人とランチをしました。
リストランテ・アクアパッツァ、広尾から青山に移って初訪問でした。
食事中に日高シェフがテーブルに挨拶に来て下さり、YouTubeを始めたので是非見て下さいと。
ふうんと思ったのですが、久しぶりの友人とのお喋りに忙しくてそれっきりに。
帰宅してからネットで検索してみたら、
”コロナのおかげ 伊料理の巨匠、ユーチューバーになる”という記事が出て来ました。

それによると広尾から南青山に移転したのは、キッチンでの油の不始末からぼやを出し、退去を余儀なくされたからなのだそうです。
店は大きく壊れて原状回復に1億2千万円かかり、毎晩アルコールと睡眠薬なしでいられなかったのだと。
ようやく青山に移転してこれからという時に、コロナ襲来。
予約のキャンセルが相次いで、藁をもつかむ思いでYouTubeを始めたのですって。
YouTube「日高良実のACQUAPAZZAチャンネル」は、開設から4カ月で登録数10万超え。
今では”コロナのおかげと言えるくらい、新しい世界に立つことができ、ビジネスとして真剣に取り組んでいます”と。


そんな舞台裏があったとは。
日高シェフといえば、アクアパッツアという料理名を店名に冠し、その料理を日本に広めたと有名な人なのに。
そういえば広尾のお店は、地下一階ながら陽射しが差し込む中庭をガラスで囲むようにしつらえてあるお洒落な作りで、新しくて綺麗だったのに、なんで移転したのだろうと思っていたのでした。
10年ほど前に広尾店に行った日記を見てみたら、バーニャカウダ、パスタ、アクアパッツァ、デザート盛り合わせと食べているのに、今回は前菜とパスタとデザート一品だけでおなかが膨れてしまったのが悲しいですが…
ま、仕方ないですね。


スズキのカルパッチョ、桜エビのパスタ、マンゴーが溺れているデザート。



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