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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

時のたつのが早いのは

2024年09月15日 | グルメ

読売新聞の「編集手帳」によると、感じる時間の長さは年齢に反比例するという説は、それを発案した哲学者の名をとって「ジャネーの法則」と言われるのだそうです。
例えば10歳の1年は人生の10分の1だが、50歳の1年は50分の1でしかない。
つまり50歳は10歳の子の5倍も早く感じられるというもの。
そして、英国の作家ギッシングが別の視点で論じている言葉も紹介しています。
「時のたつのが早いと思うのは、人生というものがそろそろわかってきたからだ」。

確かに、子供の頃は一日が途方もなく長かったような気がする。
そして今はとにかく時が過ぎるのが早く、今年はあと3ヶ月強しかないということにおののきます。
でもこの歳になっても、人生というものがわかってきたなんてまったく言えない。
ということでこの二つの内では、私は前の説の方に軍配を上げます。


トップ写真は、明治6年創業の新富町の割烹、躍金楼(てっきんろう)
ランチの天刺膳は、刺身定食に揚げ立ての天ぷらが5品ついて安価で頂けます。




新富町からブラブラ歩いて、キルフェボン・グランメゾン銀座店でお茶を。
この緑の大きなブドウは、ロシアのカッタクルガンといってシャインマスカットのお爺ちゃんに当たるのですって。
旬のイチジクのタルトと食べ比べました。


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猛暑の表参道散歩

2024年09月13日 | グルメ

9月中旬というのにまだまだ続く猛暑日。
このところ「最も遅く、最も暑い」という記録を連日更新しています。
表参道駅から徒歩数分の所に、緑の広い公園ができていて驚きました。
細長いとはいえ3500平米あるそうで、小さな小川も流れています。
老朽化した都営団地を高層・集約化して建て替え、商業施設や公園も作ったのですって。
都会のビルの中に古い一戸建てがまばらに残っているのを見るにつけ、都市計画の杜撰さに呆れていたので、やればできるじゃんと思ってしまいます。


(これはネットから)

その北青山公園に面してあるイタリア料理店「TRATTORIA庭」
バーニャカウダを日本に広め、畑の伝道師と言われるシェフ渡邉明氏が、庭園デザイナーの石原さんとコラボして作ったというお店。
外には緑の公園、店内にも植物がいっぱい。



レンコンと白見魚の前菜、シャインマスカットのゼリー寄せのデザートは少々奇をてらい過ぎた感もありましたが、野菜をふんだんに使った料理、美味しく頂きました。
久しぶりの友人と、凍結スイカ入りスパークリングワインで乾杯しました。



腹ごなしに散歩した表参道ヒルズの、小さな展覧会。
このミッキーマウスやオードリー、人の集まりでできています。
じっと見ていると、なんだかザワザワと動き出しそうな気がします。



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春樹の世界、虫ウジャウジャ

2024年09月06日 | グルメ

早大キャンパス内にできた「村上春樹ライブラリー」に、ようやく行って来ました。
演劇博物館の近くにうねるような木で包まれたビルがあり、すぐに分かります。



中に入ってもふんだんに木が使われていて、隈研吾氏の設計だとバレバレ。
こちらは、春樹の同期生であるユニクロの柳井正氏が、全額寄付してできたのだそうです。
デビューから最新作までの全村上作品、世界各国で出版された作品、彼が愛したジャズのLPなどが展示してありました。



カフカ没後100年記念として「変身するカフカ」展も。
「海辺のカフカ」(主人公の名前がカフカ)は、カフカの思想的影響を元に書かれているらしいし、春樹は「フランツ・カフカ賞」を受けているし、浅からぬ縁なのでしょう。
壁一面に、世界各国で出版されたという「変身」の表紙が展示してありました。
私はあの虫というのは、カマキリとか、デカくて長くて気持ちが悪い虫を想像していましたが、コガネムシのような丸っこいのも結構あって驚きました。



この赤い、虫がウジャウジャ詰まった体の表紙が、私には一番気持ち悪かった。
中身は英語で、インドで出版されたもののようです。



春樹がかつて運営委していた「オレンジキャット」という名前の、小さなカフェも。
何処を取っても春樹一色の世界で、デビュー時から彼を追いかけている私には、幸せな空間でした。



久しぶりに、隣のリーガロイヤル東京のラウンジでランチ。
クラブハウス・サンドゥイッチとフルーツ・フレンチトースト。
ここの「ざくざくマンゴー・ミルフィーユ」が大好きだったのに、無くなっていました。
フレンチトーストも、濃厚なアイスクリームや羽のように軽いホィップクリーム、フルーツやエイジブルフラワーてんこ盛りで美味しかったのですが、ちょっと残念。



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さようなら高島屋、久しぶりの自由が丘

2024年08月01日 | グルメ

岐阜の高島屋が、昨日7月31日をもって閉店したようです。
1977年柳ヶ瀬商店街に開業、47年の歴史に幕を閉じ、昨日は朝から千人が行列を作っていたと。
これで岐阜は山形、徳島、島根に続き4県目の「デパートなし県」になるのだそうです。

悲しいなあ。
77年開店というと、私はそれから間もなく大学入学で上京してしまったので、子供の頃に行ったという訳ではない。
それでも約半世紀あった高島屋は、長らく岐阜の顔という感じでした。
岐阜にはかつて丸物という百貨店があって、私が幼い頃は、ちょっと着がえてそこに連れて行かれたものです。
屋上には小さな児童遊園があって、今思えば笑っちゃう位ささやかなものだったのでしょうが、幼い時には憧れの場所でした。
高島屋がある柳ケ瀬商店街も、今では見るも無残なシャッター街に。
時代の趨勢で仕方ないのでしょうが、私は百貨店が好きなのです。
今も新宿伊勢丹、日本橋三越などにたまに行きます(東急本店はなくなってしまった)。
あの百貨店の、豪華な雰囲気、豊富な品揃え、丁寧な接客態度が大好きなものとしては、何とか生き残って欲しいと願うばかりです。

海外旅行に行く度に、その国の百貨店に入ることも楽しみにしていました。
ロンドンのハロッズの、100年以上前に作られたというエスカレーターは流石のものでしたし、パリのギャラリー・ラファイエットのアール・ヌーボー式建築は絢爛豪華でしたが、トイレの個室は殆ど壊れていました(2012年)。
モスクワのグム百貨店は宮殿のように壮大な作りですが、愛想の悪い太ったおばさんが、トイレの入り口で料金を徴収していました(2017年)。



状元樓自由が丘店の海鮮ヒスイ冷麺。
美しい冷麺、猛暑の夏にはピッタリ! 


トップ写真は、久しぶりのアンセーニュダングル自由が丘店
こちらの原宿店に昔よく行きました。
「Enseignedangle」は「角の看板」という意味らしい。


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元気な17歳、ピンクのアマンド

2024年07月26日 | グルメ

17歳の留学生フィオナちゃんはすっかり元気になったので、学校から帰宅した後、この辺りで評判の良い温泉「湯けむりの庄」に連れて行ってみました。
アメリカ人は全裸になることを嫌がる人もいるのでどうかと思ったのですが、聞いてみたら行きたい!と。
様々な泉質の湯、スチームサウナ、ホットサウナ、そして水風呂も楽しんでいました。
サウナはアメリカのジムで経験しているということでした。
そちらのレストランで撮った写真です。



彼女が元気に学校に出かけたので、私も外出。
六本木アマンドが先週リニューアル・オープンしたというので、行って来ました。
六本木交差点にある、ピンクと白のストライプのファサードが目印だったアマンド。
こちらには昔から何回来たか分からない位ですが、いつもケーキとお茶だけだったのです。
そうしたら、軽食部門が結構有名だという話を最近になって聞きました。
昭和の香り漂うナポリタン、グラタン、ピラフなどのメニューが復活したのだと。



いつの間にかなくなったファサードも復活したというので楽しみにしていたのですが、あるにはあるが、こんなに小さい。
一階はケーキやお菓子の売り場だけとなり、二階が広々とした喫茶店になっていました。
何処もかしこもピンクだらけ。
ナポリタンとグラタンを友人と注文、そしてピンクのカップでコーヒーを。
この濃いピンクのカップを見ると、昭和の時代を思い出します。


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ちょっと中休み

2024年07月12日 | グルメ

昨日は薄曇り、今日は雨で、湿度は凄いものの暑さはちょっと中休みでした。
二子玉川のちょっとだけ涼し気な光景を。



薄紫の花はデュランタ。
二子玉川ライズの広場では白くま君フェアをやっていて、風車がこんなに。
しかし白くま君の中の人は暑いでしょうねえ。



「世界一の朝食」だの、レオナルド・ディカプリオが撮影中に毎日通っただのと有名になったシドニー発のカフェ「Bills」
10年ほど前に表参道にできた時には、連日長蛇の列。
その後二子玉川にでき、並ばなくなった頃に行った時には、正直それ程のもの?と思ったのでした。
ランチ・セットもなく、飲物とセット価格にならないのも気に入らなかったし。
ところが、久しぶりに行ったら美味しく感じたのです。



エビ・チリ・ルッコラのリングイーネ、リコッタパンケーキ・フレッシュバナナ・ハニーコームバター。
前は、期待値が大きすぎたのがいけなかったのかしらん?

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お得な横浜散歩

2024年06月06日 | グルメ

お得なお出かけプランがあるのよ、とジムの友人に誘われました。
中華街のお食事券と東急の一日乗車券がセットで3300円という「旅グルメきっぷ」
スイカをオートチャージにしてからというもの、交通費をあまり意識しなくなったので、最寄りの駅から中華街まで幾ら位かということも知らなかったのですが、確認したら往復1200円位。
これはお得、出好きの私が断る理由もなく、友人たちと喜んで行って来ました。



久しぶりの中華街は、平日昼間でも結構な混みよう。
そのプランに提携している10店ほどの店から選んで、「香港大飯店」でランチ。



抜けるような青空の下、山下公園をブラブラ散歩。
薔薇はもう終わりかけ、紫陽花や撫子が咲いていました。
あまりの強い日差しから公園の向いにあるホテル・ニューグランドに避難。
ここでお茶したりしたら、お得プランで多少得した意味がないじゃないのなんてことは、幸い誰も言わない。



本館1階の「ザ・カフェ」で、開業1927年(昭和2年)の歴史あるこのホテル発祥というプリンアラモードを。
アメリカ人将校夫人たちを喜ばせたいと、当時のパティシエが考案したメニューなのだそうです。
昔ながらの固目のプリン、みずみずしい果物の美味しいこと!



横浜方面にあんまり来ない私は、このホテルは実に久しぶりでした。
ごく若い頃に来て以来なので、考えてみたら40年ぶりくらい。
そうしたら、自分の胸の中で温めていた印象とは、随分違っている。
あの大階段は今も堂々としていましたが、入口から入っていきなりあるのにビックリ。
せめてもう少し、その手前にホールを作る余裕はなかったのかしら?
中庭ももっと広いかと思っていたのですが、ひっそりとこじんまりとありました。
思い出は美化されちゃうのかな。



例えば東京タワーは本当に美しいのだけど、その足元にゴチャゴチャとビルなど建て混んでいるのが、実に残念。
エッフェル塔がより美しく感じられるのは、見渡す限りの広い公園の中に建てられているからだと思うのです。
などと歳を取ったせいか文句が増えましたが、2階の大広間はさすがの雰囲気でした。
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その日が来るまで@クラシックハウス

2024年05月16日 | グルメ

薔薇に囲まれた赤坂クラシックハウスでのランチに、今年も行って来ました。
今日は特に着物を着るつもりではなかったのですが、3日前に椿山荘で着た着物がまだ部屋の隅にかけてある(着物は着用後、湿気や汗を取るために数日間かけておくのです)。
あの時着物の達人からちょっとしたコツを色々教わったことを思い出して、そうだ、あれを実践してみようと着てみたら…



珍しく、30分程で出来上がり!
着付けを始めて3年程、私にとっては最短記録。
いつも汗をかきかき、何度もやり直し、1時間位かかるのです。
おおお、なんと嬉しいこと!



たまたまできただけで、次回はまたできないかもしれない。
3日前に着たのと同じものを、続けて着たことがよかったのかもしれない。
着慣れた人が見たら、まだまだ失笑ものであるに違いない。
よく見れば、帯揚げもおハショリもグズグズであります。
それでも着付けを始めて、初めて迎えた嬉しい瞬間でした。



着物というものは、着るにも脱ぐにも管理するにも手間がかかる。
半襟を取って手洗いしたりアイロンかけたり陰干ししたり、季節毎に諸々替えたり、本当に面倒だったらありゃしない。
誰が見てくれる訳でもない、今更見合いする訳でもないのに、なんでこんな手間をかけなきゃいけないのか?
ある日突然、もう嫌だ!もうやめた!という日が来るかもしれない。
それでも、その日が来るまでは着ようと思っています。



クラシックハウスの薔薇は、今年もお見事。
爽やかな黄色の薔薇のリモンチェッロだけが、まだこれからだったのが残念でしたが、多種多様の薔薇が夢見るように咲いていました。

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雨の椿山荘

2024年05月13日 | グルメ

昨夜の時点で、今日は今年一番の大雨という天気予報。
ウソでしょう?椿山荘でのランチの予定が入っているのに。
今日のメンバーは少々年齢層が高く(最高齢89歳)、とても久しぶりの集まりだし、そうそう簡単に集まれる訳ではないのです。
しかもその中の着物好きな友人とは、着物で行こうとなんとなく言っていたのでした。


正絹の着物は雨に非常に弱く、濡れれば駄目になる。
着物初心者の私は、雨の日に着物を着るという想定をしていなかったので、雨コートや雨用の草履を用意していない。
困り果てて、前の晩に椿山荘に電話をかけてみました。
一流ホテルのトイレや化粧室はゆったりと作ってあるので、着物の着付けができるようなスペースがあるのではないかと確認したかったのです。
椿山荘には若い頃からどれだけ行っているか分からないのですが、そんなことに注意したことがなかった。
椿山荘のHPから代表番号にかけると、自動音声が出て、宿泊予約かレストランの予約かなどと振り分けられる。
私が聞きたいことは聞けない…


(東京雲海、右のように段々霧で真っ白になります)

そして今日、朝から細かい雨。
駄目元でキャリーケースに着物一式を入れ、ワンピースで出かけました。
フロントで聞いてみると、更衣室をどうぞお使いくださいと。
案内されたそこは、なんと広くて立派な更衣室!
ジムの洗面台よりもはるかに広い洗面台と大きな鏡、カーテンで仕切られた幾つもの個室、そして全面鏡が付いた畳の個室も。
ありがたく着がえさせて頂きました。



椿山荘では今、東京雲海という霧の庭園の演出が行われています。
和食処「みゆき」でランチの最中に、窓越しにモクモクと白い霧が現れ、あっという間に真っ白な世界に。
小雨はずっと降っていましたが、予報で脅かされたほどの大雨にはならず、やれやれ。
私は薄墨色のベースに暈し花柄の大島、そして薔薇柄の紅型染の帯を。
お庭の散策はできなくて残念でしたが、この4人でまたの日を楽しみに…



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ラトリエ・ロブション

2024年05月12日 | グルメ

久しぶりにラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションに行って来ました。
六本木ヒルズの中にある、広いオープンキッチンをロングカウンターで取り囲むようなしつらえのお店です。
トップ写真はネットから頂きました(実際には人がいっぱい、外国人率が高い)。
これだけ丸見えだと、一瞬もさぼることもできないなあなんて初めて行った時に思ったものですが、今回も大勢のスタッフがキビキビと働いていらっしゃいました。



右上の細長いのは真鯛のカルパッチョ、その下はグリーンアスパラのヴルーテ、そして仔羊のロティ(実際にはもっと長たらしい名前でした)。



デザートは「柑橘香るサバラン」、これは右の丸い容器に入った、シナモンとオレンジの皮が入ったラム酒をたっぷりかけて。



最後の小菓子は、こちらから好きな物を選びます。
私はハーブティと共に頂きました。
前回こちらに来たのは、確認したら2019年9月。
その際には中国系のお客が多かったように見えましたが、今回は欧米系が。
この円安では、本国フランスよりもお安いでしょうしね。



こちらは、六本木ヒルズの正面に飾られていたティファニーの「バード・オン・ア・ブローチ」のオブジェです。

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