活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【10月7日】

2015-10-07 | 文庫

震える牛を読み終えました。タイトルの意味は終わり近くなって判明します。犯人は中盤にはわかるので、主人公の刑事がどう立件するのかというのが焦点になります。いくつかの伏線が最後に明らかになって、なるほどねとなります。巨大SCと全国チェーンの店のおかげで、日本中どこも顔が無くなったと書かれているのは同意。出張で飛行機に乗ってあちこち行った時、空港から街までのバスに乗ると、見える風景はどこも同じような店が並んで変化がありません。紳士服チェーン、メガネチェーン、ドラッグストア、牛丼や、ファストフード店。個性のない店が並んでいます。
WOWWOWでドラマ化されたそうで、三上博史が主人公だったのですが、見てみたいですね。三上博史ってどうしても私をスキーに連れてってが残ってしまうのです。

「震える牛」相場英雄 小学館文庫

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