さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

お経を唱える

2010年10月25日 | 雑事
「ホトトギス」

早いもので父の3回忌の法要で故郷へ帰って参りました。
晩秋の東北は時間がゆっくりと過ぎていました。
わが家でお世話になっているご住職は仏教の布教に熱心な方です。
お葬式の時もそうでしたが、その度に参列者に教本が配られて
手に持ってご住職と一緒にお経を唱えます。振り仮名が振って
ありますので難しい漢字も読めます。が、節がわかりません。
ご住職の真似をしながら単調に『あーあーあーあーあー』と
唱えます。声を出して唱えます。
○『長かったねえ。』
□『今日のは一番長かったわねえ。』
◇『眠ってたでしょ?』
●『眠ってない!』
法要が終わってからの会話です。
◇『鐘が鳴っている間、頭が真っ白になれた。』
◎『お経を唱えている時も真っ白になるよ。』
□『わたしは真っ白になったり雑念が入ったりしてる。』
ご住職はキリスト教の人は聖書を、イスラム教の人はコーランを、
仏教徒も教本を身近においた生活を!と提唱されていました。
それから法事の席では
『腹6分が健康に長生きする秘訣だそうですよ。』とも
教えて下さいました。

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