ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

反発磁気回路スピーカ(4)

2016年11月20日 | 日記

反発磁気回路スピーカは磁力が従来のスピーカに比べどうしても弱い為、効率が落ち音量に不満が残ります。

前回作った物は、コーン紙が厚く(厚さが1mmはあります)磁気回路の駆動力が弱すぎます。そこで、このコーンを取り去り、100円ショップで購入した黄緑色の画用紙で作ったコーン紙に取り替えて見ました。

  

上はコーン紙直径9cmでネオジム磁石を使っています。コーン紙が軽くなり、音量も上がりました。磁気回路の制動力が弱い分、低音が良く出ます。ちょっと、しまりの無い感じですが。

ネオジム磁石の直径がボイスコイル径に比べ小さいので、もっと大きな磁石があればその方が更にいい結果が出ると思います。

音の感じは、まあまあですね、悪くは有りません。

 

      

上はコーン紙直径が110mmで大きくなります。これはフェライト磁石を2枚重ねにして有ります。こちらはフェライト磁石の直径が大きくボイスコイルとのギャップは少なくなっています。

これもコーン紙が軽くなり、低域が良く出ています。音質も9cmのものとほぼ同じです。フェライト磁石で磁力が弱い所為か若干音量は下がります。

反発磁気岐路スピーカはダンピングが従来のスピーカに比べて落ちますので、どちらかと云うと余韻が残る印象の音質です。軽い音ですかね。これはこれでいい感じでは無いかと、自己満足かも知れませんが。

最終的に直径90cmの巨大ウーハが作れないかと目論んでいるのですが、、、、どうかな?

 

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