台風11号の後、少し涼しくなったかに思えましたが、それもつかの間、またまた蒸し暑さが戻って来ました。今日は1週間ぶりに軽いジョギングをしましたが、ちょっと走ると暑くなってしまい、結局、歩いたり、走ったりでした。無理をして熱中症でひっくりかえってもまずいですしね。
近くの公園でせみ時雨を聞きながらクーリングダウン、時々風が吹きますので、涼しく感じます。
2年ぶりに玉虫を捕まえました。あの有名な「玉虫の厨子」の装飾に使われている虫です。でもこのメタリックな緑とエンジ色はどうして作り出されるのでしょう?自然の不思議な芸術です。大昔の人も玉虫を見て綺麗だなーと感じたのでしょうね。
この公園には榎木がありますので玉虫は居ても不思議ではないのです。榎木の葉を食べるようですから。でも、滅多に見ることは出来ません。
地面には蝉の幼虫が這い出した穴は沢山あり、蝉も沢山鳴いていますが、玉虫は居ません。
お盆でもありますし、無闇な殺生はよくありません。しばらく干渉して放してあげました。ベランダの植木に留らせたら、程なく羽を広げ飛んで行きました。飛翔力はかなりあるようです。
TVでセミがスカイツリーの展望台の近くを飛んでいたと映像を流していました。展望台は高さが340m位はあると思いますが。とても自力であの高さまでは飛べないでしょう。蝉に詳しい専門家がこれは上昇気流に乗ってこの高さまで飛んで来たのではと解説していました。
それにしても、蝉もびっくりでしょうね。何だか勝手に高く上がってしまったと思っているのでは(蝉ではないので心境は分かりませんが
子供の頃(今から50年以上も前)、今のようなゲームなどは無く、もっと単純な遊び、とは云っても自分で作るのですから、それなりに難しさのある、創造力や力量のいるものでした。その中に模型飛行機がありました。模型店が主催して飛行機を飛ばすイベントがありました。当時はゴム動力のプロペラがほとんどでした。飛行時間を競い、優勝すると賞品が出るわけです。普通は数分飛んでゴムのエネルギーがなくなり落下します。ところが、うまく上昇気流に乗りますと、ゴムはほどけてダラーンとなっても飛行機はそのまま飛行を続け、見えなくなる様な遠くまで飛んで行ってしまいます。こうなると見えなくなるまでの時間が飛行時間になります。優勝しても、自分の飛行機は行方不明です。うれしい様な、うれしくない様な気分でしょう。
私はそんな経験が無いので心境は分かりません。
当時の子供は竹とんぼなんかも手作りです、従って、みんな皆、小刀を持っていました。これで鉛筆も削りますし。木の枝を切って刀も造りました。文房具屋で小刀は売られていました。でも、小刀で人を傷つける様な事は全くありませんでした。
今はどうでしょう?小刀を持っていたら銃刀法違反で捕まるのでは、、、
嫌な世の中になりましたね。