文学学校で小説を書いていたときにテーマにしていたのは「(等身大の)女性を描く」ことだったのですが、朝井まかてさんの作品のテーマも(わたしよりもっと範囲が広いが)「女性を描く」なんだろうなと思います。
吉原の成り立ちと変遷を遊女屋の女将の一生を通して描いた作品。歴史的事実を積み重ねた上で表舞台に立たっていない女将を主役に選んだことにより創作としてのふくらみがあり、やはりまかてさんは現代作家なんだと実感。冒頭にでてきた桜の話、デビュー作を思い出しました。子をなすことができないソメイヨシノと吉原と。
わたしの話に戻ると、小説を書いてたときはそうでしたが、落語だとことさら“女性”にフォーカスしないけども、(等身大の)自分が演じるというところでいまもわりと表現としては変わっていないと思ったりしています。
吉原の成り立ちと変遷を遊女屋の女将の一生を通して描いた作品。歴史的事実を積み重ねた上で表舞台に立たっていない女将を主役に選んだことにより創作としてのふくらみがあり、やはりまかてさんは現代作家なんだと実感。冒頭にでてきた桜の話、デビュー作を思い出しました。子をなすことができないソメイヨシノと吉原と。
わたしの話に戻ると、小説を書いてたときはそうでしたが、落語だとことさら“女性”にフォーカスしないけども、(等身大の)自分が演じるというところでいまもわりと表現としては変わっていないと思ったりしています。