![]() | 阪急電車 (幻冬舎文庫) |
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幻冬舎 |
読みました!『阪急電車』(文庫)。映画とはまた違った触覚。でも、映画を見ちゃったから配役はそのままで頭の中を動いていました。それにしても、映画以上に「これ私、ぜんぶ分かるーーー」的な。そこかい(笑)
映画ででてこなかった部分で、そして原作本のなかでも一番「分かるーーーー」となったのは、図書館のこと。
大学のころ、本をいっぱい読まないといけなかったのですよ。私は宝塚市民ですが、西宮や川西などの近隣の図書館でもカードを作れるありがたいシステム(現在は川西市の図書館を使っている)。カードで借りれるのは大学が8冊(やったかな?)、市の図書館はそれぞれ5冊。今だから白状しますが、母名義のカードも作って借りに借りまくっていました。今も荷物多いのですが、当時もかばんは二つ以上。肩掛けのでっかいかばんを手作りして学校、図書館を行き来していたのです。
通学の沿線にあったのは清荒神の図書館でしたが、学生だったころに小林(おばやし)に第二の図書館ができ沿線じゃないのに資料を見に行ったことも。なので、登場者の図書館で出会ったカップルの動きが分かるのです。でも、私は児童書コーナーばっかりだったので出会いはありませんでしたけどねっ!
文庫本の解説は児玉清さん。ご冥福をお祈りします。