JOBK100年 超文楽入門▽北村有起哉・桐竹勘十郎と文楽を楽しむ
NHK大阪での放送開始からことし100年らしい。
もちろん始まったのはラジオ。テレビは戦後。
昭和元年に開始されて100年。1世紀。
そんな特別番組のひとつが、大阪の芸能「文楽」特別番組。
ラジオ放送開始のころ、毎日浄瑠璃が放送されていたらしい。
近松門左衛門がでてくる「ちかえもん」というドラマに出演していた北村有起哉が、文楽について学ぶという趣旨。
北村有起哉はドラマで見事な義太夫を披露していたのでその関係での起用のよう。
前半はがっつり公演についてで、曾根崎心中を見ながら。
後半はマニア向けでは?!の天地会(2023年)の映像。天地会とは普段人形、太夫、三味線をされている方々が違う役をするファンサービスの公演のこと。10年に一度くらいしかしないと言われていたけど、前回のときも(見に行けてないけど)記憶があるのでわたしの観劇歴も長くなりにけり。
で、今回はじめて天地会を映像とはいえ見て…ワロタ。
どう考えても傾いてる人形とか三味線さんの太夫は安定感があり、人形遣いの太夫は笑いをとり、あ、三味線さんも笑いをとってた。たどたどしい三味線もほほえましく、舞台の上はわちゃわちゃしていて文化祭のよう。
一度は生で見てみたい。10年後?そんなこと言わずにたまにはやってほしい。
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