時代小説を読む

中島らも『永遠も半ばを過ぎて』、掲示板にも書きましたが、雫井脩介『火の粉』、藤沢周平『蝉しぐれ』を読みました。まったくもってバラバラの読書傾向。なんかしらんが、活字に飢えているのか読書週間が続いています。
なかでも、めっけもんだったのが『蝉しぐれ』。初めて作家の書いた時代ものを読みました（合評でＫ御大の書いた時代小説を以前に読みましたが・・・）。小難しいんじゃないかと食わず嫌いだったのが悔しい！ストーリーもさることながらキャラクターも魅力的でどんどん読み進みました。ドラマや映画になってたのか！それはぜひ見てみたい！ところで、主人公の配役。ドラマの内野聖陽はともかく映画の市川染五郎は好きじゃないんですけどね。
これ読んでて思い出したのが、川原教授の鳴沢城の話（「殿様は空の城に住んでいる」）。物語の設定は同じ時代だったので、鳴沢城を思い描きながら小説の世界に没頭しました。マンガも役立つもんです。