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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

砂の威力

2008-10-26 23:19:21 | アート・文化
美術館主催の旅行に参加しました。美術館三昧です。「亀居山大乗寺」「鳥取県立博物館」「砂の美術館」「渡辺美術館」「奈義町現代美術館」。美術館は良いのですが鳥取砂丘見学時、風が吹き荒れて砂が足にあたって痛い痛い。遭難しそうになりました。
大乗寺は別名応挙寺。円山応挙一門プロデュースの襖絵が見事です。岩絵の具ってすごい。まだ色が鮮やかです。鳥取県立博物館は人文歴史社会博物美術が全部一体となった珍しい博物館。絵巻物を見に行ったのですが1階の自然コーナーにオオサンショウウオがいると聞いて早めに回って見に行きました。シャイなオオサンショウウオが2匹。じっとしていました。砂の博物館は期間限定。アジアの遺跡がかっこ良かったです。渡辺美術館は個人の美術館。集めも集めたり。美術から武具から生活用品まで。すごいコレクションです。奈義町現代美術館は磯崎新さんの設計というのが楽しみでした。これは面白かったです。作品に合わせて美術館を作るっていうのの先駆けらしいです。なかなか行けないところに行けるって楽しいですね。


優雅なひととき

2008-10-24 23:10:44 | 日記・エッセイ・コラム
ネスカフェから試供品をもらったので早速飲んでみました。
「ラッテがつくれる泡立つクリーマー」ラム&オレンジフレーバーと、ふんふん。お湯を入れると微かにオレンジの香り…それはいいんですが真っ白です。白いコーヒー?飲んでみるとコーヒーの味はしない、あれっ。作り方を読んでみました。20ccのお湯で良くかき混ぜそこにお好みのコーヒー(約120cc)を注いで下さい。・・・・・ああーっ、ブライトって書いてある。だってパッケージがコーヒー色。インスタントコーヒーを振りかけて飲みました。説明書は読みましょう。
ちょっと留守します。


印篭を出さない回

2008-10-23 22:18:59 | 映画
原作読んで映画に行くとがっかりすることが多いので、なるべく映画を見てから原作を読むようにしますが。最近はひどい映画は減った気がします。読んで観た方が面白いのか知らずに観た方が面白いのかはわかりませんが、映画「容疑者Xの献身」は珍しくドラマも見ていたのでちょっと違う楽しみ方ができたと思いました。
湯川先生が野球のバッティングに解説を始めた場面、このまま野球に参加してホームランでも打ったところに内海刑事が来るのかなと思いました。が、話し始めたところに内海刑事が到着。そのままその場を離れていました。
この映画を作ったスタッフはすごい英断をしたなと思いました。ドラマの決まりを削っても原作の雰囲気を死守しています(原作と同じではなく)。脚本が俳優がスタッフが。まさに原作への献身のような映画でした。


絵は何のために

2008-10-22 22:20:46 | アート・文化
「青春のロシア・アヴァンギャルド」
やはりその民族に合う芸術方式ってあるのでしょうか。プーシキン美術館展に行った時思いましたが、マティスやピカソなどフォービズムやキュビズムがロシアにたくさん行っているのですよね。シュールレアリズム展に行った時は所蔵先がほとんど日本の美術館なのに驚きました。好きなのねぇ。まあ好きですが。
ロシアではそれに続いて美術界に実験的な流れが起こったそうです。美術は美術に奉仕すべき派と美術は生活に奉仕すべき派に分かれていました。社会主義になり抽象は否定され美術は社会に奉仕するものだけが残ったようです。もったいない。
ニコ・ピロスマニの絵がルソーの絵みたいで良かったです。技術も理論も関係ない、とにかく描きたいんだみたいな絵です。絵のうまい子供もしくは大真面目で不器用な大人の絵ですね。


未知との遭遇

2008-10-21 23:00:51 | アート・文化
アジアの肖像画とヨーロッパの肖像画が来ているのね、というくらいの軽い気持ちで行きました。が、こんなに楽しい展覧会だとは存外です。
おおまかに4つに分かれていました。
アジアの人がアジアの人を描いたもの。アジアの人がヨーロッパの人を描いたもの。ヨーロッパの人がヨーロッパの人を描いたもの。ヨーロッパの人がアジアの人を描いたもの。
やはり自分のところはよく描きますねぇ。しかしまったくアジア圏が知られていなかった時の伝聞で描いた絵がすごい。頭のない人。首から上がなく胸のところに顔がある人たち(ジャミラだジャミラだ)とか。中国で描かれた中国以外の人々。お腹に穴が開いていて運ぶ時その穴に棒を差して運ぶ、とか手長族、足長族。妖怪だ妖怪だ。知らないって宇宙人と同じですね。ぜひともこのまま交流せず想像力を働かせてもらいたかった気も。
だんだん情報が集まるに連れてまともにはなって来るんですが、最初は偏見がすごいです。で、付き合いが進むと好意的になる。そして技術の吸収が始まり、何だか面白みがなくなって来たかなと思ったら今度は個性が爆発しだします。
中国の方の映像作品、日本のサブカルチャーにのめり込む若者の姿を撮っていました。自分達だけの世界、警鐘のような深刻な感じの映像でしたが、聖星矢のゴールドクロスメンバーがサッカーをしていたのに笑ってしまいました。
映画「容疑者Xの献身」を見て来ました。なるほど、面白い。家族でwiiって幸せの象徴なのね。