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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

絵は何のために

2008-10-22 22:20:46 | アート・文化
「青春のロシア・アヴァンギャルド」
やはりその民族に合う芸術方式ってあるのでしょうか。プーシキン美術館展に行った時思いましたが、マティスやピカソなどフォービズムやキュビズムがロシアにたくさん行っているのですよね。シュールレアリズム展に行った時は所蔵先がほとんど日本の美術館なのに驚きました。好きなのねぇ。まあ好きですが。
ロシアではそれに続いて美術界に実験的な流れが起こったそうです。美術は美術に奉仕すべき派と美術は生活に奉仕すべき派に分かれていました。社会主義になり抽象は否定され美術は社会に奉仕するものだけが残ったようです。もったいない。
ニコ・ピロスマニの絵がルソーの絵みたいで良かったです。技術も理論も関係ない、とにかく描きたいんだみたいな絵です。絵のうまい子供もしくは大真面目で不器用な大人の絵ですね。