全試合交代要員なし

5/1分です。
映画「リバウンド」を見て来ました。
韓国の釜山中央高校のバスケット部の話。実話ベースだそうです。廃部寸前のバスケット部、形だけ残そうと元バスケットボール選手のヤンヒョンが監督に就任します。いい選手は全部ソウルに取られ、選手がなかなか確保できないし最初の大会は惨敗。人が足りず次の年の新入生にかけます。しかし人数がギリギリ。たった6人で全国大会を目指します。監督が冴えない感じなのですがだんだん可愛くも見えて来ます。選手はどんどん精悍に。先生も生徒もどんどん熱く応援をし始めます。うん、やっぱりスポーツはこれなのよ。
米澤穂信「ふたりの距離の概算」読了。
古典部シリーズ第5弾です。なるべくことなかれ主義を通そうと画策する折木奉太郎はなるべく千反田えるが面倒なことを言いださないように願っている。二人も高校二年生。新入部員を入れるべく形だけの新歓に参加。新入生の大日向友子が仮入部。すぐに馴染んでいたが、ある日入部しないと告げられます。千反田は自分のせいだと悩みますが、折木は気になることが。今回は折木がマラソン大会の最中に考えをまとめつつ、二人から話を聞こうとゆっくり走る話です。コースが公道も走るのでクラスごとに順々に時間差で出発しています。面白い設定だなと。まずC組の伊原から話を聞き、さらに遅れD組の千反田から話を聞き、もっと遅れて1年の大日向と話すと。走りながらなのでうまく考えがまとまりません。でも真相には近づけます。臨場感あふれる流れでした。