餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

10年後なりたい自分

2024-05-17 00:20:17 | 映画

映画「トラペジウム」と「クラユカバ」と「クラメルカガリ」を見て来ました。
「トラペジウム」アイドルの栄光と挫折とかかなと思っていたら、まあそうではあるかもしれないけど何か違うと。とにかくアイドルになりたい女の子が主人公。オーデションを落ちまくった主人公は別の手を考えます。東西南北の高校の可愛い子と友達になる。で活動をすると。それぞれの高校の文化祭に行ったり、ボランティアに参加したり。アニメで聖地になったお城の案内ボランティアをしていて取材が来て、ローカル番組のロケコーナーが出来たり。番組で歌を出したりアイドルにはなれるのですが、主人公が突っ走りひずみが出来て。オーデションで出会ったんじゃないんだというのが意外でした。まあうまくいかんわな。でもそれぞれちゃんと進むのが良かったです。
「クラユカバ」私立探偵の壮太郎は近頃世間を騒がせている集団失踪事件に取り組む。それには地下領域の「クラガリ」がかかわっているようで。
「クラメルカガリ」零細採掘業者がひしめく炭鉱町「箱庭」で生まれ育ったカガリは刻々と変化している町並みを地図に書き留める「箱庭紡ぎ」を生業としている。
どちらも大正時代のようなレトロな世界で地下を舞台にしています。機械がスチームパンクっぽい。ちゃんと台詞も音楽も入っているのに弁士のいる字幕映画を思い出させます。次々と怪しい人が出て来るのと強い女性が活躍するのがかっこよいです。
蒼井美紗「図書館の天才少女 -本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います-」読了。
こういうなろう系(?)のいいところは面白いところが形式化されて共通認識になっていくところです。でよくある設定は説明が簡略化、もしくは省かれます。それでサクサク読める。初めてだとえ?となるかもしれません。本好きで平民図書館の本は全部読んでしまった少女が官吏になれば国立図書館の本が読めると言われて試験を受け満点で合格。読んだ本の内容は全部覚えているという知識を生かして活躍します。図書館の話だと思っていたら意外と冒険もの。本好きというより活字中毒。図鑑も騎士団リストなど書類系まで覚えてしまいます。魔物の種類や弱点まで全部覚えていたので騎士と共に前線まで出向いています。古代の魔法現象が現れたので各国の連携を仰いで術式を復活させることに。禁断の闇系魔法の復権を図ったり、魔方陣を完成させたりしています。で、聖女の召喚を果たしたところで役目は終わっています。え、そこまで?普通はそこから物語が始まるのですけどね。面白いです。


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