奥村聡「リノベラー! 司法書士・菅野文秋の会社救済コンサルティング」読了。
司法書士なのですが、司法書士らしい仕事をせずもうどうしようも無くなった会社の片付けに追われているので「おくりびと」と呼ばれている菅野。菅野は菅野でもっと早く相談に来てくれれば立て直しもできたのに、と自分の仕事に不満です。口の悪い保険外交員に調子が悪い時は昔の顧客に会いに行けと言い含められて「みつば文具」から独立した社長に会いに行くことに。この菅野さん実はもてるんじゃ?美人会計士にうちに来いと誘われているし天然事務員がそれを阻止しようとしているし。話はそのワンマン社長の「みつば文具」から息子が黒字部門のコピー機事業のみ分社化した話です。気の弱そうだった息子がちゃんと社長の顔になり楽しそうに仕事をしていました。結果としてこの場合はうまくいきました。引き抜きと考えるからもめるのですよね。リノベーションと考えたら全部を失わず少しだけでも残せます。会社を失いたくないと頑張るからどうしようもなくなるまで悪化するまで相談しなかったり変なコンサルティングに引っかかるのか。なるほどなと。本を捨てられない私が何もない部屋に憧れるようなものか…とほほ。
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