森井ユカ「TOKYO ZAKKA PATROL」読了。
東京の雑貨店を総合雑貨店、専門雑貨店、ミュージアム系雑貨店、食品系雑貨店、書店系雑貨店に分け、またそれぞれを独断と偏見の雑貨店分布図に分けてあります。総合は1つのジャンルを専門的に扱う店ではなく、多種多様な商品を扱う店であり、それらの品々が「雑貨的」であれば総合雑貨店とするそうです。分布図は縦軸に価格。現地で生活するものとして感じた「物価」を軸に上が高い下が低い。横軸は右が王道をいくスタンダードなもの左がマニアックなものとなっています。例えば東急ハンズは横軸は真ん中で価格は高い、無印は右で王道価格は平均よりちょっと下になっています。マニアックで低い「文化屋雑貨店」がちょっと気になる。書店系にヴィレッジヴァンガードが入っていないのがちょっと不思議。しかし十数年前の本なので今見ればどれも安い気がします。著者は造形作家の方で工作系やアクセサリーパーツのお店も詳しいのですが、タミヤプラモデルファクトリーや登山専門店まであるのに守備が広いなと。動物を飼うのも植物を育てるのもダメらしいのですが、パウパウアクアガーデン新宿熱帯魚館でイミテーションの水草と陶器製金魚を買っていました。白勝ちの背中と尾の付け根がワンポイントで赤い和金と頭と腰が赤い琉金型三尾と。かわいい。そしてついに水槽に手を出していました。水槽ガーデン作りに。ははは、魚はいないとはいえずぶずぶものです。このお店はちょっと高くてちょっとマニアックらしいです。
今日はフックフェア&マーケットに行って来ました。古書フェアかと思ったのですが、古書店も出版社も同人誌もZINE(ジン)もグッズもお菓子も来ていました。読む本が山積みなのでもう増やさないぞと思っていたのに買ってしまいました。古書と出版社の本屋さんに行けば買える本と。また増やしてしまった。楽しいイベントでした。
映画「不思議の国のシドニ」を見て来ました。
デビュー作が日本で翻訳・出版されることになり日本に来たフランス人作家シドニ。大阪の空港で編集者溝口と会う。全編フランス語。溝口がまた寡黙と言うか不愛想な人で。大阪、奈良、京都、直島とめぐるのですが。おかしい関西なのにこれどこ?とわからないところがいっぱい。賀茂川沿いの桜と直島の岸壁はさすがにわかりましたが。最初どうも日本が変でああ、と思いましたが不思議になって来てからしっくりきます。京都の宿に着くと部屋に亡くなった旦那がいてシドニは慌てて逃げ出します。溝口が来て落ち着かせていました。日本ではそれは不思議ではない。死者はつねにそばにいる。そうなんですか?でもちっとも怖くないです。旦那がなんだかお茶目な人で。シドニのサイン会を覗きに来たりしています。観光地がどこも静か。コロナ禍に撮ったみたいです。今はもう見られない景色ですね。強調することなく淡々と場所を巡り、シドニの顔も溝口の顔もだんだんほぐれて来ます。うん、このくらい静かだといいところなのよ。
一分咲「元、落ちこぼれ公爵令嬢です。5」読了。
公爵令嬢のクレアはノストン国随一の魔法の使い手になるはずだったが、非凡な才能を目覚めさせたのは異母妹のシャーロットだった。居場所をなくしたクレアは新天地を目指すことに、の第五段です。今回は王立学校の卒業試験です。これはゲームの世界だと知っている人間は3人。クレアの知っているところまで来たのでこれから先のことはわかりません。大きな災いは回避したはずなので無事に過ごせるはずなのですが。卒業試験のため王立学園のセミナーハウスを訪れると各地の卒業生も集まっていて留学生の他の国の生徒も。ルピティ王国の第二王子ジルベールも視察に。生徒の中に予知夢で見たベアトリスがいたので話せる機会にクレアはジルベールに聞いてみます。ジルベールルートはファンブックのゲーム版なので別のルートもちょっと知っています。ジルベールも名前を知っている程度でしたが、ベアトリスの国が戦争を仕掛けたがっていることを聞きます。そろそろ大団円だと思っていたのにまた不穏なところで終わっているよ。