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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ウィック無双だよね

2024-01-23 23:40:40 | 映画

9/23分です。
映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を見て来ました。
え…?どういうこと、というラストでした。ちょっとしか出ていないかなと思っていたドニー・イェンが出ずっぱりだったのは嬉しい。暗いホテルの厨房でドニーが食べていたのはラーメンかうどんか気になる。盲目の役だったのでローグ・ワンを思い出していました。しかも今回はスーツだ。白いタートルネックが気になるけど。ところで大阪コンチネンタルホテルどこやねん。「ブラックレイン」とか「ブレット・トレイン」とか今回のとか外国の人が撮る日本って色合いが似ています。なぜか夜のイメージが強いです。防弾スーツが当たり前のアクションなのか、刺したり撃ったりして倒れた敵の頭を一人ずつ撃っているジョン・ウィックのアクションが細かい。ヌンチャクの使い方が違うのも細かい、けど正しい使い方もできるのね。本人がよく落ちたり転がったり、痛そうなのが多い。階段落ちも長いし石段だし、銀ちゃん!じゃすまないよ(何のこと?)。
泡坂妻夫「しあわせの書 迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術」読了。
本屋で「世界でいちばん透きとおった物語」の隣にヨギガンジーの「生者と死者」と「しあわせの書」が並んでいました(9/11参照)。ヨギガンジー物は全部読んでいると思っていましたが、あれこれってどういう内容だったっけ?しあわせの書のあらすじを見てみると覚えがない。読んでみました。確かに
これも活字トリック。でもこっちはまだ電子書籍でも読めるかも。本のトリックではあるのですが。


目の前の敵ははらう

2024-01-23 23:39:29 | 本と雑誌

9/22分です。
メダカの敵はメダカと書きましたが(8/7参照)、あちこちで食べられるように餌は広い範囲に撒きます。最初は必死に食べていて出会い頭に追いかけると思っていました。しかし手前の広い場所をなわばりにしているのが2匹。どちらも譲らずグルグル巴戦をしていました。いいから先きに食べろよ。
ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」読了。
高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17才の少女の失踪事件を調べています。これを自由研究の題材に認めてくれるって、アメリカの教育って自由度高いです。まあ被害者家族と連絡はとらないなど、色々規制はかかりますが。そもそもピップがこの研究を始めようとしたのは、アンディを殺して自殺したとされる交際相手のサルが人を殺していないと信じたから。ピップが色々な人にインタビューをしたり、それをどう感じたかかいてあるのですが、所々にそれをレポート形式で提出用にまとめた記事が太文字で載っているのが面白いです。作業記録なのであとでもっと硬い文章になるのでしょうが。感情的でないとまでは言いませんがなるべく公平な目で見ています。おいおい研究の範囲を超えているぞというのもお約束?ジャーナリズムが偏見に満ちているというのを実証しています。可哀そうな被害者のひどかった面が色々出てきて。面白い形の推理小説です。


正しそうな人に渡す

2024-01-23 16:36:46 | 映画

9/21分です。
オリックス優勝おめでとうございます。
映画「機動戦士ガンダムSEED2 遥かなる暁」を見て来ました。
また展開がややこしくなっています。地球側の影の支配者みたいな人が悪い顔をしています。どっかで見た感じだなと思い出しました。キャンディキャンディのニールだ。敵側のシャアみたいな人はあの女の子と知り合いなの?中立って守られないのね。
中村至男さく「こどものとも年中むき『どっとこ むしずかん』」読了。
読書会で話したとき女性の虫嫌いが多いのに驚き。え、ダンゴムシでダメなの?この本を書店で初めて見たドットが荒過ぎて笑ってしまいました。これなら虫とも思えないじゃないのかなと。先月の読書会のテーマが「アウトドアで読みたい本」だったので(8/19参照)ちょうどいいかなと図書館で予約しました。6人待ち。まあ間に合うか…今になったよ。みんな2週間ギリギリ借りているのね。手放したくないわけはわかります。テントウムシなんて9ビットです。バッタが何が何だか。もう本を遠く離して目を薄めにしないと姿がつかめません。つまり元の形を知っている人にしか見えない。16ビットのゲームでももう少しは解像度いいぞ。私には楽しんですけどね。


噂を信じちゃダメよ

2024-01-23 16:35:43 | 映画

9/20分です。
映画「福田村事件」を見て来ました。
何となく聞いたことはあるような気もするのですが、ニュースでもしないし特集も見たことがない。いったいどういうことだったんだろうと。驚いたのは映画館が満員だったこと。暗い話だろうに気になっていた人がこんなにいたんだと。大正デモクラシーの喧騒の裏で政府の失政を隠すように凶悪事件が起こると「…いずれは社会主義者か鮮人か、はたまた不逞の輩の仕業か」と新聞であおられていました。関東大震災の後流言飛語が飛び交い、9月2日には都下で戒厳令が施行され2日には神奈川に、3日には福田村がある千葉にも拡大。「朝鮮人が集団で襲って来る」と村人は疑心暗鬼に。震災後の混乱に乗じ亀戸署では社会主義者の弾圧が行われ、9月6日福田村では讃岐弁で話していた行商団15人の内9人が100人以上の村人によって殺されます。鮮人なら殺してもいいと言うのもひどいけど、これ昔の話ではないです。恐怖に襲われた時の集団心理って怖い。違うと思えても一人では止められないし。阪神大震災の夜、避難所で一人がこのままでは孤立する。デパートに物資を取りに行こうと言い出して怖かったです。その人の家族が止めたから良かったけど。みんながその気になっていたらとぞっとします。犯罪だとも思っていない犯罪集団って怖いよ。
米澤穂信「秋季限定栗きんとん事件 下」読了。
うん、そうなるよね。犯人はまあ想定内だけど、小山内さんのやり口がいやらしい。新聞部の新部長が暴走しているし、放火犯は巧妙に逃げるし。二人とも恋愛には向かないけど、小山内さんを制御できるのは小鳩君くらいだろうし、推理バカを納得できるのも小山内さんくらいだろうし。えぐい栗を甘くして食べるというのは東西一緒なのか。一緒に喫茶店に行くくらいがちょうどいい青春なのね。


閉ざされた鬼の末裔

2024-01-23 00:48:18 | 映画

9/19分です。
映画「ミステリと言う勿れ」を見て来ました。
広島編です。おおっつ、県立美術館だ。いつのまに西広島に?セメントの生乾きは猫も好きよね(話が違う)。ストレートパーマがそんなに重要な話とは思いませんでした。いや、確か原作読んでいるはずなんだけど、綺麗に忘れています。
米澤穂信「秋季限定栗きんとん事件 上」読了。
いや、このシリーズだからほのぼのとは言えないんだけど久しぶりに読むと表紙の可愛さに騙されます。何、この不穏な感じは。前巻で二人は別れていてこの巻で二人とも別々の人と付き合い始めます。小山内さんが何だか怖いよ。暗躍しています。小鳩君は恋愛を楽しんでいますが、それは珍しいから。推理ばかりしていて共感力0です。うーん、どちらも相手が気の毒。