「月刊科学絵本『かがくのとも』の50年 かがくのとものもと」読了。
福音館書店の月刊誌「かがくのとも」の50年周年記念に出された本です。どういう雑誌かとか、どうやって作っているかとか、50年間の601作品の紹介とか網羅しています。昆虫や植物など図鑑的な時もあるのですが、どこが科学?って時もある。ずっと不思議な雑誌だなと思っていたので今回よくわかりました。科学絵本と言うと難しそうとか勉強のためのものという印象がつきそうですが、「かがくのとも」はなにをおいても絵本である!だそうです。まずは読んだ子ども達に「楽しい」「面白い」と感じてもらう本だそうで。なるほどです。
五味太郎、加古里子、安野光雅、甲斐信枝、林明子…そうそうたる人達が活躍しています。谷川俊太郎さんの本も多い。甲斐信枝さんの雑草の絵本好きなんです。読みたい本もたくさん。でも傑作選で出版されたのしか古いのは読めないんです。残念。
金魚が確認できるのは1982.8「じぞうぼん」、1995.7「ぼくのわたしのすいぞくかん」、2015.9「きんぎょのきんちゃん」、2017.7「みずのつぶがあつまると」です。「じぞうぼん」が図書館の書庫にもなし。ううう。