「わが青春の上杜会 昭和を生きた洋画家たち」を見て来ました。
上杜会は東京美術学校始まって以来の”秀才揃い”と称された1927年卒業生が結成となった美術団体です。同じ卒業生といっても美術学校ですから年齢も作風もバラバラ。でもまとめてみるとなんか似ている気も。かっちりしている絵から抽象画の台頭。キュビズムや野獣派などへの変化。油彩や水彩、版画など。そして戦争を挟んでそれぞれの運命がガラッと変わったり。でも戦後の絵が物資不足ながらどこか明るいのが救いです。高野三三男さんの「デコちゃん」が綺麗。高峰秀子さんです。すっごく美人です。