特別展「人間国宝・桂米朝とその時代」に行って来ました。
姫路で郵便局員をされていたのね。芸人は米の1粒も釘の1本も作り出すわけではない。真っ当な最期をおくれないのは覚悟の上だとか。関西で落語家で食べて行ける世界を作ったのは米朝さん達なのね。元気なときはいつでも聞きに行けると思っていたのに。とにかく聞いておかないといけなかったのかと。雑誌の見出しだったか「米朝×左京の沈没対談」に笑いました。仲良かったのよね。米朝全集の文庫にファンだった司馬遼太郎さんが解説を書いたというのに、ほー。すごい。今更ながら「平成ぽんぽこ」ってすごいアニメなのね。小さんと米朝って。夢ですか、この取り合わせ。
谷原秋桜子「天使が開けた密室」読了。
寝ているだけで5000円、何そのいいバイトは。というものの本当にいい訳はなく。女子高生美波はとんでもないバイトを引き受けるはめに。彼女の友達や母親、飼っている犬やお隣さんやお隣さんの猫の描写が良いです。29分の誘拐がなるほどと。短編集を読みたいな。
夕方急にくしゃみが止まらなくなり。目も潤んで来たぞ。ううっ、とうとう来たか、花粉症。