餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

小サナ萱ブキノ小屋

2013-05-04 00:11:20 | アート・文化
「宮沢賢治 詩と絵の宇宙」「エミール・クラウスとベルギーの印象派」「かわいい!女子ワールド 松本かつぢと少女文化の源流」「ユトリロ展」乗り放題のチケットが1日分残っていたのでまとめて回って来ました。
「宮沢-」ここの展示場は小さいのに侮れません。絵本なのでついつい読んでしまうのですが字が多い。童話読みまくりです。ちょうどおはなし会が会ったので「注文の多い料理店」を聞きました。連休の折り返し初日ということで子供さんが多いかと思ったのですが…と係の人。子供どころか若いお父さんお母さんもいません。すいませんね、年輩で。平均年令60か70か。私がまだ一番若いくらいで。まあ賢治だもんね。
「エミール-」ミレーの農民は敬虔な感じですがエミールの農民はもうぴかぴか。陽光が明るくてまぶしいくらい。ざくざくと絵具が盛ってある感じですがカタログを見てびっくり。縮小写真で見るとリアルです。
「かわいい-」「ここに乙女がいます、軍曹!」(『図書館戦争』より)。おじさん達がやけにマニアックな話をしながら通り過ぎていきました。かと思うと「お前は詳しいなぁ、わしは全然わからん」と言う老夫婦も。高畠華宵さんとか中原淳一さんとか。松本かつぢさんは知りませんでした。良く見る絵ですけど。川端龍子の双六があったのにびっくり。少女画描いていたのね。
「ユトリロ展」北斎と広重は別格として風景画ってピンと来ないことが多いです。でもコローとユトリロは好きかなと。ピサロもちょっと好き。今回見て思ったのは白の時代がいいなと。色彩の時代に入ると普通っぽい気がして。絵描きって売れない方がいい絵を描くかも(こらこら)。
「近藤史恵リクエスト!ペットのアンソロジー」読了。
ペットの短編集です。犬と猫が多いかな。あとヨウムとトカゲと守宮。金魚がいないのは残念。せめて誰か魚書いて。でもふわふわやもふもふに癒されます。