餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

想像力が時代を飛び越える

2006-05-25 23:23:23 | 本と雑誌
小松左京「復活の日」読了。何に驚いたってこの作品が1964年に発表されていることです。この間ウィルスをわかりやすく書いた本を読んでいたので(1/22)まだ少しは理解できましたが、何で1963年に発表された理論が1964年にもう出ているの。核の驚異が騒がれた時代、分子生物学って関心は低かったでしょう。
今読んでも古くないって言うかかえって恐いです。人間に感染が広まる前に鶏がバタバタ死んでいます。うーん。
映画は観ていないのですが、公開当時TVで嫌というほど予告編が流れていました。今回読んでやっと草苅正雄さんがあんな格好をしていたのか理由がわかりました(何年前の話だ?)。