まるちゃんの表現力や記述力について
どう鍛えるか?考えてきましたが、まるちゃんにとって一番身近なところに
効果的な方法があったのです。
でもまた・・・私が知らないうちに・・・妨害していたようです。
まるちゃんがお友達と交換ノートをしていることは知っていたのですが、
交換ノートはまるちゃんのプライベートな部分です。
私が管理する訳にはいきませんし、まるちゃんがお友達と好きなように
交換していると思っていました。
まるちゃんは普段からダイニングで勉強しているので、私はまるちゃんの
部屋や机の上はあまりチェックしていませんでした。
ある日のことです。まるちゃんの部屋があまりにも散らかっているので、
少し、片付けようと部屋に入ったのですが、まるちゃんの机の上に
交換ノートが開いて置いてありました。
それは、まるちゃんの書きかけのノートでした。
見てはいけないと思いつつ、日付が見えてしまいました。
そして、日付は10日以上も前だったのです。
私は唖然となりました・・・
こんなにお友達の交換ノートを止めてしまっていたら、
お友達はいい気はしないからです。
その日、まるちゃんが帰宅してから、交換ノートの事を聞きました。
すると、まるちゃんはお友達には「早く交換ノートは回せないけどいい?」
と聞いて、お友達と交換ノート始めたそうです。
それを聞いた私は、またまた反省してしまいました。
きっと、私が時間管理をしているから、平日にまるちゃんは交換ノートを
書く時間が無かったんだ~
気が付かなくごめん!
私は「まるちゃん。交換ノートは塾の宿題より大切だよ!
まるちゃんはお友達を一番大切にしてね!
でも、自分の状況をお友達に理解してもらってから、交換ノートを始めたのは偉かったね!」
と言いました。
そしてまるちゃんとは、まずは学校の宿題、その次に交換のノート、そして塾の宿題だよ。と約束しました。
まだまだ、ママに相談できないまるちゃんなのかな~と思いながら、
まるちゃんに歯がゆさもあり、自分自身とまるちゃんに反省するのでした。
それから、国語の表現力と記述力に悩んでいた私は、まるちゃんの目の前には
何よりも優れた素敵な教材があった事に気付いたのでした。
そして、そのお友達の交換ノートという、教材のチェックは出来ませんが、
まるちゃんにとってみれば、自由にのびのびと自分の表現力を磨ける機会だと感じました。
昨日のまるちゃんは私が借りてきた、観察記録の本を面白いとすぐに読んでくれました!
そして、そんな数日前の経緯から久々に自分の部屋にこもって、交換ノートをゆっくり書いていたようでした。
今のまるちゃんは4つの交換ノートをお友達とやっているそうです。
中には別のクラスや別の学校の子もいて、1冊の交換ノートは3人から4人のようです。
と言うことは、単純に考えても12人位のお友達とまるちゃんは、つながっているんだな~と・・・
微笑ましくなりました。
まるちゃん、お勉強は楽しく生きていくためにするんだよ。
今、お友達と交換ノートが出来るのは、文字で自分の思いや気持ちが書けるからなんだよ。
それは、けして自然に出来るようになった訳ではないんだよ。
いろいろな教育環境が整った日本だから出来るのかもしれないね!
そこへ来て・・・・
ただ今文字を特訓中のピカくんはと言うと・・・
昨日借りてきた、本の内容をちゃんと理解してくれているかどうかは定かではありませんが、
読み聞かせで気持ちよく眠ってくれたようでした。
私も語彙力がないので・・・
子供達に私の会話力では、かわいそうな家庭環境ですが、
これから、いろんな人たちとコミュニケーションをとりながら表現力を身につけていって欲しいなぁと思いました。