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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

甲府盆地を見下ろす釈迦堂遺跡の住居跡

2010年11月10日 | 遺跡
甲府盆地の秋は現在進行中である。

昨日は所用があって甲府市に出かけたのである。
何時ものように、石川PAで朝食の「朝ラーメン」を頂いた。



逸品である。
同伴した長女は「わかめ蕎麦」になった。



これもなかなかの味であるのだけれど「次は、やっぱりラーメンだね!」となったのであった。

中央高速を快調に走りつつ、釈迦堂PAで一休みした。



この遺跡は、優れて土偶が出土しているのである。
先土器時代から平安時代に亘る遺構・遺物が出土しているのである。

加えて日本の出土した土偶の約1割、1,116個体もの土偶がこの釈迦堂遺跡のものである。
大英博物館の土偶展にも要請されて出品している。



火焔土器も鑑賞に耐えうるし、住居跡は縄文前期の遺跡である。
取り急ぎ、住居跡をもう一つ紹介しよう。



ロマンを湛(たた)えた住居跡である。

秋は確実に進行している。



欅である。
青空に映える赤である。



縄文時代の人々は、こうした金色の社会を堪能したであろうことは想像に難くない。
いま、ぼくは縄文時代にスリップしたいと切望する。

女や食料を奪い合うという争いもあったのだろうけれど、それは人の本能に拠る。
否定できない争いである。

豊かな社会であると信じたいのである。





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                     荒野人


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