十薬、ドクダミのことである。
ドクダミは、夏の季語。

十薬は生薬として夙に有名である。
開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、日本薬局方にも収録されている。
十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。
なお臭気はほとんど無い。
また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいとされる。

漢方薬としては、万能選手である。
姿勢の人でも葉を乾燥させて、茶として喫する。
火傷した場合、その葉を貼付ける。
十薬が臭いとするのは、間違いである。
人々の生活に貢献する薬草であるのだ。

ドクダミの花には、八重咲きもある。
こんもりとして、姿は美しい。

「十薬や眠りの深き八重一重」

ドクダミ・・・十薬にこの時期だからこそ思いを寄せるのである。

今ぼくは、グァバ茶を飲んでいる。
時にはドクダミ茶を飲むのも良い。
気分を変えるためにである。
荒 野人
ドクダミは、夏の季語。

十薬は生薬として夙に有名である。
開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、日本薬局方にも収録されている。
十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。
なお臭気はほとんど無い。
また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいとされる。

漢方薬としては、万能選手である。
姿勢の人でも葉を乾燥させて、茶として喫する。
火傷した場合、その葉を貼付ける。
十薬が臭いとするのは、間違いである。
人々の生活に貢献する薬草であるのだ。

ドクダミの花には、八重咲きもある。
こんもりとして、姿は美しい。

「十薬や眠りの深き八重一重」

ドクダミ・・・十薬にこの時期だからこそ思いを寄せるのである。

今ぼくは、グァバ茶を飲んでいる。
時にはドクダミ茶を飲むのも良い。
気分を変えるためにである。
荒 野人