昨日が、選挙戦の最終日。
各党党首が、選挙戦の総決算の打ち上げ演説をする。
選挙戦を通じて様々なメルクマールがあるけれど、この最終日こそがポイントである。
その政党の勢いが見えるからである。
今日は、朝からしっかりと台風の余波の大雨である。
けれど、昨日はまだまだ優しい雨だった。
その小降りを狙って、ぼくは新宿に出かけた。
立憲民主党の勢いを確認したかった、からである。
新宿の後は、池袋西口に行く予定にしていた。
池袋西口は、選別を旨とする希望の党。
行く予定は、サラサラ無かったけれど出かけた序でであった。
新宿の写真である。
これは、打ち上げ予定時間の1時間半前。
もう人が集まり始めている。
「こみあぐる万感の秋総選挙」
新宿南口バスタ前は、人が溢れている。
立憲民主党の勢いが、溢れていたのであった。
あの、民主党が政権を獲った選挙の最終日に酷似。
けれど、決定的に違う事があった。
自然発生的な、党首の名前のコールである。
そして、党名のコールであった。
このウエーブは凄かった。
東京一区の候補者「海江田万里」の演説もキレキレ。
迸るパトスに、集まった支持者は夫々に同意の声を上げる。
いよいよ枝野代表が登場する。
幹事長の福山哲郎参議院議員、が一緒に登壇。
興奮が爆発する。
演説内容の熱さに、ぼくも興奮したのであった。
キレキレの演説が、荒天を跳ね飛ばす。
この新党の勢いそのもの、であった。
枝野コールを後にして、ぼくは池袋に向かった。
時間は、サラサラ無かった小池女史の演説時間25分前。
この集まり具合。
立憲民主党に比べると、小池女史の演説時点で集まり具合はほぼ十分の一程度。
勢いが感じられない。
失速の晩秋、を感じる時間であっただろうと思う。
これも、哀れ。
人は選別される事や、サラサラ相手にされない事が厭なのだ。
候補者の演説前には、選対幹部の挨拶や紹介。
商店連合会会長、豊島区観光協会名誉会長、町会連合会会長、東京商工連合会開帳など・・・。
フルっ!
旧態然とした選挙戦。
古い!
今回の選挙を通じて「僕のものの考え方」のグラスルーツを確認した。
団塊の世代のグラスルーツでもある。
自由であり、民主主義であり、自らが生み出した文化の尊重である。
今夜の開票結果、楽しみである。
自公の議席が300議席超との、世論調査がある。
それでも良い。
憲法無視の、自民と公明の連立政権への反攻が今夜から始まるのである。
ぼくはいま、俳句の世界でせいひつを旨とする時間を大切にしている。
だがしかし、新たな社会的地平を切り開く喧騒はあって良い。
その渦中に、いたいものである。
荒 野人
各党党首が、選挙戦の総決算の打ち上げ演説をする。
選挙戦を通じて様々なメルクマールがあるけれど、この最終日こそがポイントである。
その政党の勢いが見えるからである。
今日は、朝からしっかりと台風の余波の大雨である。
けれど、昨日はまだまだ優しい雨だった。
その小降りを狙って、ぼくは新宿に出かけた。
立憲民主党の勢いを確認したかった、からである。
新宿の後は、池袋西口に行く予定にしていた。
池袋西口は、選別を旨とする希望の党。
行く予定は、サラサラ無かったけれど出かけた序でであった。
新宿の写真である。
これは、打ち上げ予定時間の1時間半前。
もう人が集まり始めている。
「こみあぐる万感の秋総選挙」
新宿南口バスタ前は、人が溢れている。
立憲民主党の勢いが、溢れていたのであった。
あの、民主党が政権を獲った選挙の最終日に酷似。
けれど、決定的に違う事があった。
自然発生的な、党首の名前のコールである。
そして、党名のコールであった。
このウエーブは凄かった。
東京一区の候補者「海江田万里」の演説もキレキレ。
迸るパトスに、集まった支持者は夫々に同意の声を上げる。
いよいよ枝野代表が登場する。
幹事長の福山哲郎参議院議員、が一緒に登壇。
興奮が爆発する。
演説内容の熱さに、ぼくも興奮したのであった。
キレキレの演説が、荒天を跳ね飛ばす。
この新党の勢いそのもの、であった。
枝野コールを後にして、ぼくは池袋に向かった。
時間は、サラサラ無かった小池女史の演説時間25分前。
この集まり具合。
立憲民主党に比べると、小池女史の演説時点で集まり具合はほぼ十分の一程度。
勢いが感じられない。
失速の晩秋、を感じる時間であっただろうと思う。
これも、哀れ。
人は選別される事や、サラサラ相手にされない事が厭なのだ。
候補者の演説前には、選対幹部の挨拶や紹介。
商店連合会会長、豊島区観光協会名誉会長、町会連合会会長、東京商工連合会開帳など・・・。
フルっ!
旧態然とした選挙戦。
古い!
今回の選挙を通じて「僕のものの考え方」のグラスルーツを確認した。
団塊の世代のグラスルーツでもある。
自由であり、民主主義であり、自らが生み出した文化の尊重である。
今夜の開票結果、楽しみである。
自公の議席が300議席超との、世論調査がある。
それでも良い。
憲法無視の、自民と公明の連立政権への反攻が今夜から始まるのである。
ぼくはいま、俳句の世界でせいひつを旨とする時間を大切にしている。
だがしかし、新たな社会的地平を切り開く喧騒はあって良い。
その渦中に、いたいものである。
荒 野人