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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

紫木蓮の華

2013年04月05日 | ポエム
紫木蓮は鮮やかに咲き誇るのである。
その色と言ったら・・・。
まるで、日本の中の異国の気配すら漂わせる。

春爛漫の色彩の中で異色の光彩を放つ。
同色系の若葉や花の中にあっても、存在感を失わない。







「天を指し静かに立てる紫木蓮」







花の後ろの赤色ハ、レッド・ロビンの若葉である。
しかして、青空にも良く似合うのは言うまでもない。



木蓮の若葉は、天に突き刺すのではなく天に包まれるのである。
花はその頭部を突き刺している。
花と葉・・・双頭であるにも関わらずである。



包まれているでしょう・・・?



     荒 野人


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ripple)
2013-04-05 17:18:02
  戒名は真砂女でよろし紫木蓮

紫木蓮の花を見るたび、鈴木真砂女のこの句を
思い出します。紫木蓮が効いていますね。
返信する
rippleさんへ! (荒野人)
2013-04-05 18:26:44
鈴木真砂女は、句集「紫木蓮」で飯田蛇笏賞をとりました。
恋の歌が多いです。
とても真似のできない俳句です。
恋の歌は、真砂女に学ぶこととしております。

流石はrippleさん。
この句は、本当に紫木蓮が効いていますね。
返信する

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