火事と喧嘩は江戸の花。
とか・・・。
加えて、祭りも粋と勇壮を以って旨とする。
従って、神輿の掛け声は「ソイヤソイヤ」あるいは「セヤセヤ」と聞こえる。
「ワッショイ」ではないのである。

御幣(ごへい)を掲げて、町内を練り歩く。
町内の神輿は百基を越える。
それに、本社神輿は3基。

一の宮、二の宮、三の宮の三基である。
この神輿は、一の宮だ。神輿が冠している鳳凰でそれと知れるのである。

これは二の宮の本社神輿。

新仲見世も練り歩く。

本社神輿は、胴体に紅白の布を巻いているから分かるのである。
担ぎ手は、それこそ全国から馳せ参じる。
宮入ともなれば、担ぎ手は喧嘩腰である。
見ている我々の気分が、とてつもなく高揚するのだ。

「御幣揺れ荒ぶる神の夏祭」

三社の本社神輿は、誰もが担ぎたがる。
担ぐためには「法被」が必要である。

その法被もまた、争奪戦となるらしい。
宮出しも宮入りも、去年まで担ぎ手は外人部隊。
氏子の数の問題で、外人部隊に任せざるを得なかったのである。

今年から、宮出しと宮入りは氏子が担うこととなった。
そして、見事にやりおおせたのであった。
本来の三社祭の姿が蘇ったのである。
正しく、見事であった。
ぼくは、二の宮の宮入りをみていて、随分と押されたし足を踏まれた。
車道で見ているぼくが悪いのだけれど、今年は荒れた浅草らしい祭りとなった。
荒 野人
とか・・・。
加えて、祭りも粋と勇壮を以って旨とする。
従って、神輿の掛け声は「ソイヤソイヤ」あるいは「セヤセヤ」と聞こえる。
「ワッショイ」ではないのである。

御幣(ごへい)を掲げて、町内を練り歩く。
町内の神輿は百基を越える。
それに、本社神輿は3基。

一の宮、二の宮、三の宮の三基である。
この神輿は、一の宮だ。神輿が冠している鳳凰でそれと知れるのである。

これは二の宮の本社神輿。

新仲見世も練り歩く。

本社神輿は、胴体に紅白の布を巻いているから分かるのである。
担ぎ手は、それこそ全国から馳せ参じる。
宮入ともなれば、担ぎ手は喧嘩腰である。
見ている我々の気分が、とてつもなく高揚するのだ。

「御幣揺れ荒ぶる神の夏祭」

三社の本社神輿は、誰もが担ぎたがる。
担ぐためには「法被」が必要である。

その法被もまた、争奪戦となるらしい。
宮出しも宮入りも、去年まで担ぎ手は外人部隊。
氏子の数の問題で、外人部隊に任せざるを得なかったのである。

今年から、宮出しと宮入りは氏子が担うこととなった。
そして、見事にやりおおせたのであった。
本来の三社祭の姿が蘇ったのである。
正しく、見事であった。
ぼくは、二の宮の宮入りをみていて、随分と押されたし足を踏まれた。
車道で見ているぼくが悪いのだけれど、今年は荒れた浅草らしい祭りとなった。
荒 野人