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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

上野東照宮、寛永寺の冬牡丹は雪囲いの中で・・・2

2011年01月25日 | 
昨日に引き続いて、今日は残りの牡丹を紹介したいのである。
雪囲いの上に雪でも積っていると更に風情が増すのだけれど、東京は晴天続きであって乾燥した日々が続いている。
残念である。

だがしかし、花にとってはそこそこ花持ちの良い気候なのかもしれず、水遣りの苦労さえ惜しまなければ理想的であるのだろう。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」
シャクヤクのように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚という、女性の美しさを形容することばである。



「紀ノ川」



「白雪」



「白月錦」



「八千代」



「玉簾」



「寒紫」



「花遊」

牡丹の花言葉は「王者の風格」「風格あるふるまい」である。
寛永寺の管理も大変なのだろうけれど。こうして眼福を提供していただけるのは幸せである。



僧侶の誰かが悪戯心(いたづら)で仕掛けたのであろうか・・・。
花簪(はなかんざし)が雪囲いの中に植えられている。
三つの株を、三つの雪囲いが寄り添って守っている。

花簪の花言葉「思いやり」「温順」「永遠の愛」 である。
ぼくの気持で言えば、お互いに素直になれないあなたへの愛情でもある。


   そのあたり ほのとぬくしや 寒ぼたん
                    高浜虚子

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とても素敵である。






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                     荒野人



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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ripple)
2011-01-25 12:32:01
みごとな出来栄えですね。
こんな俳句を思い出しました。

白牡丹というといえども紅ほのか
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