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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

天高く・・・人は憂う

2009年08月28日 | 日記
昨日・今日と爽やかな秋が感じられるのである。
あくまでも天高く気分が開放されるのだ。

予報だとジメジメして蒸し暑いと言うけれど・・・大丈夫気持が良い。

空に浮かぶ雲も、秋の到来を告げているではないか。



これは朝の空である。

今日の昼飯は渋谷でいただいた。



オープン・テラスでいただく食事は、何とも言えないものがある。
カフェもそうだけれど、ぼくはオープンな場所が大好きである。

ここは、テラスの真ん中にプールがあり、日差しが強い時などはその水面に陽の光が揺らぐ。

いつもぼくは、日傘の一番右側に位置する。
木漏れ日もチラチラして楽しいのだ。

さて「天高く」はここまで・・・。
「人は憂う」に触れたいのである。

池袋の地下街・・・西口側にある飲食店街にある中華料理屋である。
「中華の山口」という名店がある。

この店は、ぼくが大学時代からこの地下街で商売しているのである。
ぼくが10代後半からここで店の外で客に声掛けしていた方が居られた。

だからもう40年を超えてこの仕事一筋の方である。

ところが、この2カ月ほどこの方の姿がみえなくなったのだ。

聞けば「闘病生活中」であるとのこと。
入院して一か月でみるみる痩せてしまった、という。
「もうここに戻れないと思います」とのこと、ぼくは急に寂しくなってしまった。



とんかつやさんとパスタ屋さんの間の店が「山口」である。
この経営者は台湾系である。
件(くだん)の方も台湾国籍だったと思う。

学生時代・・・社会人になりたての頃・・・仕事で油がのっていた頃。
そして今・・・それぞれに深い思いでと、この方との話した内容が思い起こされてくるのである。

いわば「戦友」的感覚がぼくの中にあるのだ。

ここでいただく「五目やきそば」と「レバニラ炒め定食」「回鍋肉定食」は好きなメニューだ。



実は、その方のお名前も知らないけれど・・・。
病と闘い、現場復帰されることをひそかに祈っている男がいる。




天高く・・・人は憂う、のである。
季節は感傷の秋である。






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                         荒野人


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