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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

落葉一葉「櫨」

2014年11月28日 | ポエム
櫨は、うるし科に属する。
だから、あれほど赤いのである。

万緑の季節、紅葉の季節と実に豊かな葉を茂らせる。
山𥽜、南京𥽜と二つの種ががいろじゅとして植栽されている。

どちらも、見事な紅葉である。
同時に紅葉前の、豊かな葉の茂りには感嘆するしかない。




「はぜもみじ内に光の棲家かな」




𥽜の紅葉は、何故かしら内側から始まる。
緑の葉の茂る奥に、ほっこりと赤い葉が生まれる。

そう・・・まるで炎のように晩秋を告げるのだ。
そう・・・夜目には、まるでほむろのように妖しげに見える。
きみのように、妖しく蠱惑的ですらある。



       荒 野人


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4 コメント

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Unknown (ripple)
2014-11-28 09:19:14
ハゼの葉が
散り終わると
その実が
好きな
シメの出番

自然はうまく循環していますね。
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rippleさんへ! (荒野人)
2014-11-29 22:04:47
シメという小鳥の名前を覚えました。
ありがとうございます。

木の実時になりましたね。
寒さが強くなってきます。
ご自愛下さい。
返信する
こんばんはぁ♪ (ミコちゃん)
2014-11-29 23:12:40
昨日は、拙い私のブログをご訪問下さり
嬉しいコメント&応援ポチをありがとうございました^^。

美しい櫨の葉、一葉
地に落ちてもその美しさにため息がでますね。
お写真とご説明、勉強になりました
ありがとうございます^^。
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ミコちゃんさんへ! (荒野人)
2014-12-04 20:48:44
勉強などせずに、楽しんで下さいね。
櫨の赤は、見事です。

美しいものに、いつまでも美しいと感動していたいものです。
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