あかまんま・・・イヌタデの実である。
吾亦紅は、言わずと知れた「吾もまた紅なり」と主張する秋のシンボルである。

あかまんまである。
ままごとで「お赤飯」代わりになったりする。
言い換えれば、純粋なあるいはまた無垢な存在である。
かつて中野重治はあかまんまをこう謳い上げた。
おまえは歌うな
おまえは赤ままの花や
とんぼの羽根を歌うな
風のささやきや女の髪の毛の匂いを歌うな
すべてのひよわなもの
すべてのうそうそとしたもの
すべてのものうげなものを撥き去れ
すべての風情を擯斥せよ
もつぱら正直のところを
腹の足しになるところを
胸さきを突きあげてくるぎりぎりのところを歌え……
歌という詩である。
因みに、花言葉は「節操」「健康」である。

これは吾亦紅である。
秋風にサラサラ揺れる風情は、たおやかである。
あかまんまに寄せて
あかまんまままごとの箸吾子の手に 荒野人
吾亦紅に寄せて
吾亦紅そよぎさざめく山の道 荒野人
美しい自然。
逞しい植物。
やはり心が安らぐ・・・。
今日はこれから群馬に出かける。
年に一度の従兄会でお泊りである。
明日の夜遅く報告出来ると良いと思っている。
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荒野人
吾亦紅は、言わずと知れた「吾もまた紅なり」と主張する秋のシンボルである。

あかまんまである。
ままごとで「お赤飯」代わりになったりする。
言い換えれば、純粋なあるいはまた無垢な存在である。
かつて中野重治はあかまんまをこう謳い上げた。
おまえは歌うな
おまえは赤ままの花や
とんぼの羽根を歌うな
風のささやきや女の髪の毛の匂いを歌うな
すべてのひよわなもの
すべてのうそうそとしたもの
すべてのものうげなものを撥き去れ
すべての風情を擯斥せよ
もつぱら正直のところを
腹の足しになるところを
胸さきを突きあげてくるぎりぎりのところを歌え……
歌という詩である。
因みに、花言葉は「節操」「健康」である。

これは吾亦紅である。
秋風にサラサラ揺れる風情は、たおやかである。
あかまんまに寄せて
あかまんまままごとの箸吾子の手に 荒野人
吾亦紅に寄せて
吾亦紅そよぎさざめく山の道 荒野人
美しい自然。
逞しい植物。
やはり心が安らぐ・・・。
今日はこれから群馬に出かける。
年に一度の従兄会でお泊りである。
明日の夜遅く報告出来ると良いと思っている。

荒野人