実りの秋は色彩の魔術師である。

山懐の水田が今色づいているのだ。
今日ぼくは新米を食べた。
豊潤な香りがして、もっちりとした粘りがしかし爽やかであった。
新米は矛盾した旨さを感じさせてくれるのだ。
舌の味蕾(みらい)が震えるほど今年の新米は旨かった。

高原の季節は蔦の紅葉とナナカマドの紅葉からやってくる。
とりわけ蔦の紅葉は完成しつつある。

ハロウィンも近づきつつある。
日本で言えば「お月見」で団子を突く・・・子供の遊びに似ている。
ぼくも子どものころ近所の団子を突いて回ったものだった。
それぞれの家では縁側に、ススキを飾り自家製の月見団子を皿に盛って置いてくれる。
しかも突きやすいように置いてくれるのである。
懐かしい記憶である。

味覚が震える季節がそこにあるのだ。
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荒野人

山懐の水田が今色づいているのだ。
今日ぼくは新米を食べた。
豊潤な香りがして、もっちりとした粘りがしかし爽やかであった。
新米は矛盾した旨さを感じさせてくれるのだ。
舌の味蕾(みらい)が震えるほど今年の新米は旨かった。

高原の季節は蔦の紅葉とナナカマドの紅葉からやってくる。
とりわけ蔦の紅葉は完成しつつある。

ハロウィンも近づきつつある。
日本で言えば「お月見」で団子を突く・・・子供の遊びに似ている。
ぼくも子どものころ近所の団子を突いて回ったものだった。
それぞれの家では縁側に、ススキを飾り自家製の月見団子を皿に盛って置いてくれる。
しかも突きやすいように置いてくれるのである。
懐かしい記憶である。

味覚が震える季節がそこにあるのだ。

荒野人