さきほどパンダが上野動物園に到着した。
祝・パンダ到着!
さて・・・。
清澄庭園は元禄期の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったと伝えられる。
享保年間には下総関宿藩主・久世氏の下屋敷となり、過日紹介した六義園と同様、明治11年に岩崎弥太郎が買収した庭園である。
入口の門である。
池の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園で、東京都指定名勝に指定されているのである。
池には、鴨が羽を休めている。
水温む頃シベリアに戻るのであろう。
時々彼らはユリカモメの襲来を受ける。
海が近いのである。
松の枝にダイサギがひっそりと蹲(うずくま)っていた。
周囲を睥睨(へいげい)しているかのようである。
だがしかし、鴨は楽しげに水と戯れている。
少なくても、シベリアよりは水は温かい筈である。
鴨がかき乱した水面は、何時も違った模様を描く。
それを見ているだけで時間が流れて行く。
涼亭という東屋が水上にその屋根を伸ばしている。
1909年(明治42年)に建てられた数寄屋造りの建物である。
池の面に切れ味鋭く映っている。
滑らかな水面の時には、そのままに・・・泡立っているときにはその泡の面に。
泡立つ池の面。
銀色の池と建屋である。
この涼亭の横のサンシュユの花が黄色く膨らんでいる。
手前には「松尾芭蕉」の句碑が移されている。
古池や 蛙とびこむ 水の音
である。
この清澄庭園と芭蕉に関わりがある訳ではないけれど、近くに芭蕉が結んだ庵がある。
改めて紹介しようと思っているのである。
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荒野人
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さて・・・。
清澄庭園は元禄期の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったと伝えられる。
享保年間には下総関宿藩主・久世氏の下屋敷となり、過日紹介した六義園と同様、明治11年に岩崎弥太郎が買収した庭園である。
入口の門である。
池の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園で、東京都指定名勝に指定されているのである。
池には、鴨が羽を休めている。
水温む頃シベリアに戻るのであろう。
時々彼らはユリカモメの襲来を受ける。
海が近いのである。
松の枝にダイサギがひっそりと蹲(うずくま)っていた。
周囲を睥睨(へいげい)しているかのようである。
だがしかし、鴨は楽しげに水と戯れている。
少なくても、シベリアよりは水は温かい筈である。
鴨がかき乱した水面は、何時も違った模様を描く。
それを見ているだけで時間が流れて行く。
涼亭という東屋が水上にその屋根を伸ばしている。
1909年(明治42年)に建てられた数寄屋造りの建物である。
池の面に切れ味鋭く映っている。
滑らかな水面の時には、そのままに・・・泡立っているときにはその泡の面に。
泡立つ池の面。
銀色の池と建屋である。
この涼亭の横のサンシュユの花が黄色く膨らんでいる。
手前には「松尾芭蕉」の句碑が移されている。
古池や 蛙とびこむ 水の音
である。
この清澄庭園と芭蕉に関わりがある訳ではないけれど、近くに芭蕉が結んだ庵がある。
改めて紹介しようと思っているのである。
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