恫喝・平井デジタル大臣と台湾のオードリー・タンIT大臣を比較～何だ、この違いは？ 人格が違い過ぎる！

　平井卓也デジタル改革相が恫喝。
　オリンピックで来日する外国人向けソフトの開発で、NECとの契約を反故にしたのだ。
　結果、顔認証システムを開発したNECの５億円の売り上げはゼロ。
　まあ、オリンピックの外国人観客がなくなったから少し譲歩してくれ、というのは分かるよ。
　でも、恫喝・脅しはよくない。

　平井、いわく、

「デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで、場合によっては出入禁止にしなきゃな」
「オリンピックであまりぐちぐち言ったら完全に干すから」
「一発遠藤（NEC会長）のおっちゃんを脅しておいて方がいいよ」
「どこか象徴的に干す所をつくらないと舐められちゃうからね」
「やるよ、本気で。やる時は」

　これを台湾のオードリー・タンIT大臣の言葉と比べてみよう。

　オードリー・タン氏
「私はIT大臣に就任して以来、オフィシャルのアカウントに届くメールの内容とその返信をプライバシーに配慮した上で、すべてWeb上で公開しています。
　自分が受けたインタビューを一字一句残さず記録したものも同様に公開されている。
　私は、政府が何かを決定するまでのプロセスを社会に提示することが重要だと考えています」

　何だ、この違いはーーーっ！？
　かたや密室で脅し。
　かたや意志決定の過程をすべてオープンに。

　平井は古い20世紀脳。
　オードリー・タン氏は21世紀脳。
　どちらが未来のデジタル社会の構築に有効かは明らかであろう。
　………………………

　おそらく菅政権の連中はこんな恫喝・脅しをやりまくってるんだろうな。
　これで官僚は怯え、業者も従うしかない。
　これが菅義偉の政治手法か？
　このやり方に未来はないと思うけど。

　ちなみに平井卓也はこんな人物。
・電通出身←また電通！
・世襲議員３代目←ググるといろいろ出て来るよ！
・自民党の広報戦略担当。
・自民党ネットサポーターズクラブの元締め。
・ニコニコ動画での党首討論で、社民党・福島瑞穂氏に「黙れババア」と書き込み、安倍晋三には「がんばれ、アベぴょん」と書き込む。
・スマホゲームアプリ「アベぴょん」を開発←クソゲーらしい。
・国会・本会議中に「ワニ動画」をご視聴。
・長男・次男はいずれも暴力事件を起こしている。

　これがネット社会なんですね。
　過去の所業が一気に暴露される。

　で、その行いのすべてが低レベル。
　自民党には人材がいないのか？


※関連記事
　「徹底的に干す」「脅しておいて」平井大臣、幹部に指示（朝日新聞）
　※ここの動画で、実際の「恫喝音声」を聞けます。
　　しかし、誰が録音したんだ？