平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

おかえりモネ 第4週~「自然のドラマ」×「人間のドラマ」 何て素敵な作品だろう!

2021年06月13日 | その他ドラマ
 登米の山の栄養は北上川を下って石巻の海へ行き、
 石巻の種牡蠣は百音(清原果耶)の故郷・気仙沼・亀島の牡蠣になる。

 登米→石巻→気仙沼・亀島
 山の栄養→種牡蠣→牡蠣

 すべては繋がっていたんですね。
 何という素敵な物語!
 こんなふうに「自然のドラマ」と「人間のドラマ」を重ね合わせた作品は今までなかっただろう。
 山も川も海も美しい!
 そんな中で生きる百音!

 金曜日の放送のラスト。
 お盆休みを終えて登米に帰る百音に母(鈴木京香)が「牡蠣」を抱えて走って来て、持っていくように言う。
 おおっ、山の栄養の終着点である牡蠣がふたたび山に戻ったよ。
 これまた繋がりの物語だ!
 いやあ、素敵だ!

 百音は気象予報士になる決意をした。
「あたしが天気の予測が出来たら、おじいちゃんの漁の仕事に役立つかな?」
「あたしが天気の予測が出来たら、みーちゃんの研究に役立つかな?」

 3・11で自分の無力を感じ、何かしなければと悩んでいた百音がやっと道を見つけた。
 気象予報士を目指すことは、山と川と海と空のことを学ぶことでもある。
 たくさんの人を繋ぐことでもある。

 いやあ、もうこのドラマ、素敵すぎるだろう!


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