百音(清原果耶)が気象予報の仕事をしたい理由。
・気象予報で未来がわかり、危険に遭いそうな人を救えるから。
その根底には、3・11の時のような無力感を味わいたくないという思いがある。
3・11とこんなふうに真っ正面から向き合ったヒロインはなかなかいない。
「あまちゃん」でも目の前の現実に茫然としているだけだった。
ふたつめの理由は──
・百音が「海の人」であり、「山の人」であり、海と山を繋ぐ「空の人」にもなりたかったから。
海と山と空──こんなふうに世界と自分をとらえたヒロインはほとんどいない。
これは「詩」ですね。
同時に、詩の世界を気象学という手段でとらえた「科学」でもある。
これが本作『おかえりモネ』の特異性である。
百音って、海や山や空に棲息する妖精のよう。
………………………
サヤカさん(夏木マリ)はひとりに。
300年のヒバの木が伐られ、百音は東京に旅立っていった。
もともとひとりで生きてきた、と言い切ったサヤカさんだが、
このふたつの喪失は大きなものだっただろう。
しかし──
伐ったヒバの根もとからヒバの新芽が!
サヤカさんはひとりではなかった!
見上げれば、空には百音が言ったとおり、七色の彩雲が!
これも「詩」ですよね。
自然には意思があるのかもしれない。
自然には神様がいるのかもしれない。
少なくともサヤカさんはそれを実感したのだろう。
だから祈る。
「山の神様!
いや、海の神様でも空の神様でもいい。
どうかあの子に!
よい未来を」
実に詩情あふれるドラマでした。
ところで、
いきなり散文的になるんですけど、
大吉さんも朝ドラ受けで指摘していましたけど、
百音って東京での就職決まったのか?笑
東京に着いたのはいいが、そう言えば就職先決まってなかった、みたいなボケな展開になったらスゴイのだが。
・気象予報で未来がわかり、危険に遭いそうな人を救えるから。
その根底には、3・11の時のような無力感を味わいたくないという思いがある。
3・11とこんなふうに真っ正面から向き合ったヒロインはなかなかいない。
「あまちゃん」でも目の前の現実に茫然としているだけだった。
ふたつめの理由は──
・百音が「海の人」であり、「山の人」であり、海と山を繋ぐ「空の人」にもなりたかったから。
海と山と空──こんなふうに世界と自分をとらえたヒロインはほとんどいない。
これは「詩」ですね。
同時に、詩の世界を気象学という手段でとらえた「科学」でもある。
これが本作『おかえりモネ』の特異性である。
百音って、海や山や空に棲息する妖精のよう。
………………………
サヤカさん(夏木マリ)はひとりに。
300年のヒバの木が伐られ、百音は東京に旅立っていった。
もともとひとりで生きてきた、と言い切ったサヤカさんだが、
このふたつの喪失は大きなものだっただろう。
しかし──
伐ったヒバの根もとからヒバの新芽が!
サヤカさんはひとりではなかった!
見上げれば、空には百音が言ったとおり、七色の彩雲が!
これも「詩」ですよね。
自然には意思があるのかもしれない。
自然には神様がいるのかもしれない。
少なくともサヤカさんはそれを実感したのだろう。
だから祈る。
「山の神様!
いや、海の神様でも空の神様でもいい。
どうかあの子に!
よい未来を」
実に詩情あふれるドラマでした。
ところで、
いきなり散文的になるんですけど、
大吉さんも朝ドラ受けで指摘していましたけど、
百音って東京での就職決まったのか?笑
東京に着いたのはいいが、そう言えば就職先決まってなかった、みたいなボケな展開になったらスゴイのだが。
コメントありがとうございます。
確かに朝から見るには、好き嫌いは分かれる作品ですよね。
僕は好きです。
今日から「東京編」が始まりましたが、明るくなりませんでした?
僕は今田美桜さんが出て来て、朝からウキウキしています!