平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

個人より国家~安倍晋三氏が首相になってから、国家主義的なものが飛び出して来た

2015年09月08日 | 事件・出来事
 野田聖子氏が自民党総裁選出馬を断念。
 理由は、推薦人20人が集まらなかったかららしい。
 報道に拠れば、野田氏の推薦人なるな、という執行部からの圧力、切り崩しがあったとのこと。
 自民党は恐ろしい政党になったものだねぇ。
 全員が皆、同じ顔をしていて異論を口に出来ない。
 完全な安倍独裁政党

 漫画家の小林よしのり氏は、これを<全体主義>と表現している。
 野田聖子はよく全体主義と戦った~ゴー宣道場

 自民党・高村正彦副総裁は、戦争法案について
「国民の理解が得られなくても成立させる」
 と青森市でおこなわれた講演会で宣言。
 恐ろしい政党になったものだねぇ、自民党は。
 この人たちは、国民をどこに連れていこうというのか?

 公明党もさ、今までの国会審議で、あなたたちが課した歯止めの新3条件なんか有名無実だってことがわかったでしょう?
 自衛隊をアメリカのポチになって戦えるようにする法案だってことがわかったでしょう?
 それなのになぜ「話が違う」と文句を言わない?
 公明党は<平和の党>の看板を外せ。

 自民党は変質した。
 というより本来の正体を現したということか?

 国>個人

 国のためなら、個人の自由や人権など多少は制限していいと言うのが、現在の自民党の考え方だ。
 だから民意を無視して強引に沖縄で基地を造り、慎重な審議を望む世論を無視して戦争法案を通す。

 安倍応援団の発言もこうだもんね。
「批判的なマスコミを懲らしめろ」
「法的安定性は関係ない」

 未公開株と未成年買春事件の武藤議員はブログでこう発言。
「基本的人権の尊重について。私はこれが日本精神を破壊した「主犯」だと考えているが、この「基本的人権」は、戦前は制限されて当たり前だと考えられていた。全ての国民は、国家があり、地域があり、家族があり、その中で生きている。国家が滅ぼされてしまったら、当然その国の国民も滅びてしまう。
 従って、国家や地域を守るためには基本的人権は、例え「生存権」であっても制限されるものだというのがいわば「常識」であった。もちろんその根底には「滅私奉公」という「日本精神」があったことは言うまでも無い。だからこそ第二次世界大戦時に国を守る為に日本国民は命を捧げたのである。
 しかし、戦後憲法によってもたらされたこの「基本的人権の尊重」という思想によって「滅私奉公」の概念は破壊されてしまった」
 
 ああ、自民党って恐ろしい。

 安倍晋三氏が首相になってから、パンドラの筺が開いたように、<国家主義>的なものが飛び出して来た。


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