平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

半沢直樹の闘争術~盗撮、盗難、恫喝(笑) でも、これくらい過激なことをしないと巨大権力には勝てないんだよな

2020年07月07日 | 職業ドラマ
『半沢直樹』特別再編集編(大阪西支店編)

 内容は、
①西大阪スチールへの5億円の融資
②西大阪スチールの計画倒産→5億円の不良債権
③融資金5億円、支店長・浅野匡(石丸幹二)へ環流→責任を押しつけられる半沢直樹(堺雅人)
 というものだった。

 2013年の作品だが、今、改めて見ると半沢さんがやってることって結構エグくて過激!
・盗撮w
・通帳を盗み出すw
・脅迫w
・暴力w←半沢は剣道の達人なのだ!

 恫喝もすごい!
「ここでしおらしくして5億が戻るのならそうしますが、
 あいにく、そんなことをしても時間のムダだ。
 こんな茶番さっさと終わらせませんか?
 さっきから都合のいいことばかり書いてんじゃんねえぞ、記録!」

「どういうことか説明してもらいましょうか。小木曽!!」

「甘えたこと言ってんじゃねえぞ。
 自分の保身のためにこれまでどれだけの人間を陥れて来たか、よく考えろ!!」

 到底、堅気の銀行マンとは思えない……!

 でもね、
 これくらいエグくて過激なことをやらないと、権力には勝てないんですね。
 敵は人事権を使って自分に刃向かう者を排除する。
 書類を盗み、隠して、半沢を追い詰める。

 うん?
 これ、どこかの政権と似ていないか?
・内閣人事局で官僚の人事権を確保する。
・文書を隠し、改ざんする。
 その他にも
・始めから結論ありきの〝茶番〟の有識者会議。
・不正の責任を部下に押しつける。
・半沢のせりふ
「自分の保身のためにこれまでどれだけの人間を陥れて来たか、よく考えろ!!」
 なんてせりふもどこかの首相や佐●理財局長に言いたいね。

 で、何が言いたいかと言うと、先にも書いたが、
 ある程度、エグくて過激な行動を取らないと巨大権力には勝てない、
 ルールに従って正論を述べていてもダメだ、
 
 ということなのである。
 敵は権力とカネにものを言わせ、かつダーティな手も使って来る。
 これに対応するには、時として、毒には毒を、こちらもダーティな手を使わなくてはならない。
 正義・正論が勝つのは物語の中だけで、現実では逆の方が多い。
 いい人や正直者ほどバカを見る。

 だから野党の皆さん、『半沢直樹』から学んで、闘い方を再構築して下さい。
 現在の野党の戦い方は真面目で紳士的過ぎます。
 あっと驚く半沢直樹のような闘い方をした時、大衆はきっと支持すると思いますから。


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