映画『フェーム』(監督アラン・パーカー/1980年版)
ニューヨークの芸能学校の学生たちを描いた群像劇だ。
学科は「演劇」「音楽」「ダンス」。
この中で学生たちは自分をさまざまに表現する。
「演劇」ではシェイクスピアをやるし、コントもやる。
「音楽」ではロック、クラシック、ゴスペル、電子音楽。
「ダンス」ではバレエ、ストリートダンス。
登場人物もさまざまで、悩みを抱えていたりする。
・過保護な母親に育てられて内気なドリス→演劇で自分の殻を破りたい!
・名優の息子で、ゲイであることを隠して悩んでいるモンゴメリー→もっと自由になりたい!
・歌唱力抜群のコーコ→彼女はひたすら世に出たい! 有名になりたい!
・天才肌のブルーノー→俺は新しい音楽を作りたい! 俺の音楽を聴け!
・ダンスが得意なリロイは読み書きができない→俺を馬鹿にするやつを見返したい!
こんな個性的な彼らだが、ランチタイムで音が鳴り始めると、歌い、踊り、演奏を始める。
「ホット・ランチ・ジャム」
タクシー運転手のブルーノーの父親がブルーノーの作った曲をスピーカーで流すと、
彼らはストリートで歌い、踊り、演奏を始める。
警官の制止も聞かず、車の上に乗って踊り狂う。
「フェイム」
卒業式は圧巻だ。
芸能学校で学んだ3年間の思いを一気にぶつけて、パフォーマンスする。
「アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック」
そこで表現されるのは──
歌唱!
ゴスペル!
クラシック!
ロック!
バレエ!
ストレートダンス!
合唱!
ジャンルを越えた「総合パフォーマンス」だ。
登場人物たちは自分の抱えていた悩みや苦しみを乗り越えて、自分を表現していく。
クセのある個性派ばかりなのにこの時は一体となる。
そして、
私達はこの繋がりを大切にしよう♪ 私達は星(スター)になる♪
晴れ晴れとした顔でこれからの未来を夢見る!
………………………………………………………………………………………
見事な青春映画だった。
音が鳴り出すと、歌い、踊り、演奏し始める彼ら。
大人の制止も聞かず、ストリートで歌い、踊り出す彼ら。
彼らはエネルギーの塊なのだ。
そして、これが若さ!
自分が何者であるかわからなくて苦悩する彼ら。
エネルギーを制御できず、バカをやったり間違いを起こす彼ら。
これが若さなのだ。
※動画はこちら
『フェイム』テーマソング(YouTube)
※この映画にも出演してテーマ曲も歌っているアイリーン・キャラ。
一昨年亡くなりましたよね……。元気な彼女見ていると涙が出て来る。
『ホット・ランチ・ジャム』(YouTube)
※音が鳴ると、歌い、踊り、演奏を始める。内気なドリスはこれに馴染めない。
卒業パフォーマンス『ボディ・エレクトリック』(YouTube)
※圧巻のパフォーマンス!
ニューヨークの芸能学校の学生たちを描いた群像劇だ。
学科は「演劇」「音楽」「ダンス」。
この中で学生たちは自分をさまざまに表現する。
「演劇」ではシェイクスピアをやるし、コントもやる。
「音楽」ではロック、クラシック、ゴスペル、電子音楽。
「ダンス」ではバレエ、ストリートダンス。
登場人物もさまざまで、悩みを抱えていたりする。
・過保護な母親に育てられて内気なドリス→演劇で自分の殻を破りたい!
・名優の息子で、ゲイであることを隠して悩んでいるモンゴメリー→もっと自由になりたい!
・歌唱力抜群のコーコ→彼女はひたすら世に出たい! 有名になりたい!
・天才肌のブルーノー→俺は新しい音楽を作りたい! 俺の音楽を聴け!
・ダンスが得意なリロイは読み書きができない→俺を馬鹿にするやつを見返したい!
こんな個性的な彼らだが、ランチタイムで音が鳴り始めると、歌い、踊り、演奏を始める。
「ホット・ランチ・ジャム」
タクシー運転手のブルーノーの父親がブルーノーの作った曲をスピーカーで流すと、
彼らはストリートで歌い、踊り、演奏を始める。
警官の制止も聞かず、車の上に乗って踊り狂う。
「フェイム」
卒業式は圧巻だ。
芸能学校で学んだ3年間の思いを一気にぶつけて、パフォーマンスする。
「アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック」
そこで表現されるのは──
歌唱!
ゴスペル!
クラシック!
ロック!
バレエ!
ストレートダンス!
合唱!
ジャンルを越えた「総合パフォーマンス」だ。
登場人物たちは自分の抱えていた悩みや苦しみを乗り越えて、自分を表現していく。
クセのある個性派ばかりなのにこの時は一体となる。
そして、
私達はこの繋がりを大切にしよう♪ 私達は星(スター)になる♪
晴れ晴れとした顔でこれからの未来を夢見る!
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見事な青春映画だった。
音が鳴り出すと、歌い、踊り、演奏し始める彼ら。
大人の制止も聞かず、ストリートで歌い、踊り出す彼ら。
彼らはエネルギーの塊なのだ。
そして、これが若さ!
自分が何者であるかわからなくて苦悩する彼ら。
エネルギーを制御できず、バカをやったり間違いを起こす彼ら。
これが若さなのだ。
※動画はこちら
『フェイム』テーマソング(YouTube)
※この映画にも出演してテーマ曲も歌っているアイリーン・キャラ。
一昨年亡くなりましたよね……。元気な彼女見ていると涙が出て来る。
『ホット・ランチ・ジャム』(YouTube)
※音が鳴ると、歌い、踊り、演奏を始める。内気なドリスはこれに馴染めない。
卒業パフォーマンス『ボディ・エレクトリック』(YouTube)
※圧巻のパフォーマンス!
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