平成エンタメ研究所

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戦争映画 「フューリー」~ティーガーの圧倒的な火力と装甲に歯が立たないシャーマン! ラストはSS大隊300人との死闘! 

2019年11月16日 | 洋画
 アメリカの戦車シャーマンVSドイツの戦車ティーガー!

 

 ブラッド・ピット主演の戦争映画『フューリー』の見所のひとつだ。

 ティーガーの主砲は88ミリ砲。
 1発で装甲を撃ち破り、シャーマンを破壊することができる。
 一方、シャーマンの主砲ではティーガーの分厚い装甲をぶち破ることができす、はね返される。
 4台あったシャーマンは次々と撃破され、残るは主人公たちの戦車のみ。
 主人公たちは装甲の薄いティーガーの背後にまわり込み、ティーガーを破壊しようとする。

 このシーンが凄いのは、シャーマンの乗り手の視点で描かれていること。
・迫り来るティーガー!
・次々と撃破される味方小隊の戦車!
・徹甲弾をもはね返すティーガーの分厚い装甲!
 これにより観客はティーガーの怖さを体感できる。
 ティーガーは化け物!
 おっかねえ!
 ………………

 見所は他にもある。

 クライマックスは、主人公たちの戦車とドイツSS大隊300人の戦いなのだ!
 1台 VS 300人!
 戦車が動きまわれば対抗できないことはないが、
 何と、主人公たちの戦車は地雷でキャタピラを破壊され、動くことができない!
 砲弾・銃弾の数も限られている。
 戦車は鋼鉄の要塞ではあるが、果たして300人の精鋭を相手に戦い抜くことができるのか?

 新しい切り口の戦争映画ですね。
 古い西部劇などでは、襲い来るインディアンと戦う駅馬車や砦の物語があるが、
 これを『ドイツ軍』と『戦車』にした感じ。

 基本は戦争アクション映画なのだが、
 主人公たちは酒や女に溺れたり、弱音を吐いたりする兵士で、決してジョン・ウェインのようなヒーローには描かれていない。

 僕が印象に残ったのは、電柱や建物から首つりで吊されているドイツ市民のシーンだ。
 彼らの首にはプラカードが掛けられていて、そこには
『国のために戦うことを拒否した卑怯者』
 という文字が書かれている。
 これが『国家主義』であり、『ファシズム』なんですね。
 個人の意思など関係なく、国に従うことを強要され、拒めば殺される。

 この作品では、このような戦争の不条理、悲惨、愚かさがいたる所で描かれていた。

『フューリー』、一見の価値のある戦争映画です。
 アクション映画として楽しませてくれながら、さまざまなテーマを盛り込んでいる。


※動画はこちら
 映画『フューリー』シャーマン戦車 vs タイガー戦車 バトル動画(YouTube)


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2 コメント

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Unknown (あべ)
2019-11-17 13:38:11
演出が過ぎる面がある映画でもありますね
M4と6号の戦闘だとお互いに距離詰めてますが
あの局面だと6号は後退して長距離から砲撃すべきです
曳光弾マシマシなのもやりすぎ
歩兵なし戦車だけってのもナンセンス
確かに (コウジ)
2019-11-17 17:11:10
あべさん

いつもありがとうございます。

確かに、あそこでティーガーが前進するのはおかしいですよね。

曳光弾も演出効果を狙ったものだったんですね。
「5発に1発曳光弾を入れている」というせりふがありましたが、そうなのか? と思って見ていました。

歩兵も、その前の戦闘では随行して背後にいましたが、今回はなし。
<拠点の十字路に急行するために戦車だけにした>と理解して見ていましたが、急いでいる様子はありませんでしたし、確かに言われてみれば不自然ですよね。

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